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比例区に困る

2012年11月20日 09時42分03秒 | 国を憂う
小選挙区は「冨の分配を語らない人、負担の分配から語り始める人を選ぶ。いなかったら白票」と決めている。
もうひとつ比例区が困る。新聞などの論表、世相の報道を読むにつけても有権者が「党の選択」で困ってる様子がうかがえる。みんな同じだな。あっさり嘘をつかれる経験をさせられたからな。
共産党書記長が「ここまでくると『政党』とはなにか、その存在意義はなにかという原点から考え直さないと」と言ってた。その通りだ。
極論だし、できない話だと思うが、「政党のしばりがいっさいない、全員が無所属の国会」を夢想してる。どうだろう。
それぞれの議案に対して個人が自己の主義主張を展開し、議案毎に違った人と集団をつくる。今の議員さんの中にも党の縛りを受けて辛い思いをしてる人はいるんじゃないだろうか。例えばTPPは参加賛成だけど、30年代には脱原発の社会をと党の方針と異なる未来を想ってる人もいるでしょう。
政党ってなんだろう。結局自分の(自分達の)権利、権力を保持するために必要十分な集団ってことなんでしょうかね。この見かたはなかなか言い当ててるように思うな。
これだけ価値観が多様化した社会、高度化複雑化したが故に同時にいろんな問題への対応が迫られる社会、そんな中でひとつの形に向けて多数を縛るのって時代遅れじゃないだろうか。最初に書いた「負担の分配から語り始める人」というのも今の政党内からは出てきそうになくて、無所属の人ということにならざるを得ないのだろう。
結論かな? 党を選ぶなんて意味のないこと。これは白票ということになりそうだ。
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