goo blog サービス終了のお知らせ 

フィデリオがまた難問

2017年08月27日 09時36分47秒 | オペラに挑戦
ベートーベンのオペラ「フィデリオ」のフィナーレ部分に挑戦してる。来年の1月に地元でまた第九を歌うんだが、その前座でオペラ風に10分ほど合唱するのだ。
いつものことなんだが、詞の書き出しと僕流の楽譜づくりをやって勉強を始めてる。

    前半部 すでに音の高低、長さを僕流で書き込んだ。
 
   後半部 まだ手付かず。ここが難題です。そこは後述。  

      繰り返し出てくる詞で、呪文のように覚えてしまうことが必要。

1週前には練習用の音取りCDも手にした。これ以上得られる知識は練習日のマエストロの指導だけ。それに頼ったって、歌えるようになることはないわけで、「自学自習」が僕の歌に対する哲学。当然の事だけど。
いやいや「フィデリオ」は難問ですぞ。今まで覚えてきた歌はたくさんあって、それぞれ「よく覚えたね」と思うんだけど、これは「格別」の感があります。
どこが か? 後半部の詞を見てください。「覚える文」の中の4つの文だけで構成されてるんです。たてつづけにこの4つが入れ替わり立ち代わり出てきて、メロディーが微妙に変化して、かつここが一番困る点だが、スピードが速いんです。
楽譜見て、詞とメロディーの変化を追いかけ、それを正しく歌にするなんてプロでも不可能だと思います。それくらい激しいです。予測するに、楽譜追いかけたんでは「どこ歌ってるのか」必ず見失うと思います。結局「暗譜」してしまわないとこの合唱は「歌えない」が結論です。
「暗譜しないと歌えない」は僕の歌能力そのものだから別段変わりはないんですが。

前半部の自習も1週間が過ぎました。大分基礎力がついてきたようです。昨日歌えなかった行がサラッと歌えたりする。この瞬間が快感であり、モティベーションになってます。朝散歩はドイツ語をブツブツやりながら歩いてます。
工夫して難しい歌を覚えていくという過程が好きなのかもしれん。歌える歌だとついつい我流、エゴが顔を出し、生意気になる頑固者かも。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉田 博 展(後半)を観る | トップ | 冷静に考えることだろう »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは難しい合唱ですね (sky)
2017-08-28 10:42:21
産声を揚げて2年目のアマチュア合唱団にはハードルが高い。確か終曲の合唱にはソリストさん3人が入るのですが、第9のソリストさんが掛け持ちするのかな。
合唱団の皆さんが前座の曲で疲労しないように、これが心配です。

8月のランチ会のご苦労様でした。当初2人切りだったので取りやめになるかなと思っていたのですが、7月のライブ付きランチ会の参加者を上回る、そして目標だった10人とはね。なんだかやけっちゃうなあ。顔ぶれを見るとK氏がゴルフの仲間に動員でも掛けたのかな。♪わりとやるもんだねと。
返信する
オーディションをやったから ()
2017-08-28 13:50:53
skyさん 「聞きたいが」と手を挙げたけど断られたオーディションがあったのです。フィデリオのソリストとして男性2人、女性1名を決めたようです。(人数は違うかも) 
まさかこのソリストさんが第九も歌うは無いと思うけど。
合唱団の方か? 疲れるってことはないだろう、たかが4分ほどだもの。それより「歌えるか? 後ろの合唱として成り立つか?」が心配。
本文にも書いたけど事務局が「暗譜」を宣言すべきだね。それと覚えていく手順も指導しないと。結局僕流だと思うけど。あの7つのドイツ語文を寝言で出るくらいに反復練習をさせること。それからCDを日に10回は聞けと命令するんだね。「どうせ譜面もって歌うんだから」なんて気楽に構える連中を一掃しないと歌える歌じゃないよ。 
事務局でこれをやると決めた以上、それなりの覚悟と強制をせんとまずいね。
今朝の散歩時に合唱4分の全体像は見えた感じだ。これも基礎力のおかげ。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

オペラに挑戦」カテゴリの最新記事