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ゲイ、結婚、子育て アメリカでは

2023年02月12日 11時07分55秒 | つれづれなるままに
NHKの報道番組を見た。「えっ米国はここまでいってるのか?」。 もろ手を挙げて「そうだ、これでいいんだ」とは言えないところもあるが、こういう現実がすでにあることは知っておくべきだし、そこをスタートにして人間社会の将来を考えるべきなんでしょうね。

中身をかいつまんで紹介します。
 ・米国のゲイの男性2人は法的に認められた結婚をした。
 ・自分達の子供を育てたい と考えた。
 ・卵子の提供者を探した。
 ・25個の卵子を1人の女性から買った。内5個は良くないので廃棄した。
 ・20個を10個づつに別け、それぞれが対外受精し、凍結保存した。
 ・お腹を貸してくれる女性を探した。
 ・見つかったので、それぞれの受精卵を彼女のお腹に移殖した。
 ・双子を期待したが、一方は着床せず失敗。他方は無事男の子として生まれた。
 ・1年ほど経って、失敗した彼も自分の子供が欲しいとなって、
   凍結受精卵の1つを別の女性のお腹に。今度は無事男の子が生まれた。
 ・現在男2人で4歳3歳の息子を育ててる。3人目を考えてもいた。
卵子提供者、代理出産者を探す、紹介するシステムが確立してるようだし、そこにある個人情報保護は十分機能してるようでした。

これを知って「何も感じない」って人はいないんじゃないですか。
まず「同性の結婚」ですよね。今の日本はここだけでも「国が変わってしまう」という「重い否定論」が国のTopから出てます。更に先、「金で卵子を買い、賃貸住宅よろしくお腹を借りて子供を作る」「受精卵を凍結して、将来活用する」ここに至ってはどうなんですかね。

僕は「同性の結婚」=配偶者として「男女の夫婦」同様に法的保護されるべきだと考えてます。100%男、100%女の2つだけで社会が構成されてるわけじゃないもの。「多様性」を認めるという観点で、いろんなパターンがあるでしょう。
2点目の「生殖、出産」については「?」を持ってます。前々からこの分野については「やはり『神の領域』として科学が手をだしてはいけない」領域があるのではと考えてます。境界線は解りません。例えば妊娠中に遺伝子をチェックし、遺伝子異常が見つかったら出産を諦めるみたいな操作はいいのか の疑問から始まってます。でも今は報告のようなシステムが確立されてて、科学も十分に支援ができて、金でなんでもできるようになってる。  どこかにどうしても「?」な感想があります。
こういう感想を書くことは良くないかも とは思いますが。
卵子の提供を受ける際、その女性の両親のキャラクターまで知りたければ教えてくれるんだそうです。競走馬サラブレッドは牡親馬の実績以上に雌親馬の両親の血統が重視されると聞いたことがあるんですが、それと同じじゃないですか。

こういう世界がにじり寄ってます。あと10年ほどしか生きない僕は「もうどうでもいいわ」と言うしかないです。「変化こそ社会」と考える僕でも「ここまではさ・・・」と言いたいですが。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ううむむむむむむむ、 (kanou37)
2023-02-12 14:33:27
こういう風潮というか、世界というか、すでにしっかりと定着しているというか、どうなんだか、すでに、頭脳の半分近くが、今の時代に対応できなくなっている、いや、2/3以上、かもしれないが…こりゃあ、何とも、難解な…異なる文明が、たまたま地続きであるがために、さまざまに性交渉があり、それが何世紀にも渡った大陸の話であり、我が国の異民族との男女交渉は、あまりにも歴史が浅い。戦後、たしかに、男女の交渉は増えたのだろうが、昨日今日のお話だろう。宗教もそうなのだろうが、男同士も、女同士も、実は、何世紀にも渡り、そおーっと、あるいはおおっぴらな時もあっただろうが、大部分が、陰って見えない場所などで、なされてきたのだろうと、推察される。たしかに、男色or女色もあっただろうが、そういう恩恵?…をこうむったのは限られた時代の、そして階級の人々だけだったろうと思う。
 今のこういう時代に、抗う強い意思はないが、賛成だというほど、勉強もしていない。岳さんが言うように、10年、or5年、あるいは3年生きれたとしても、ああ、そうなのか……そうか、そこまで,来ているのか…以上の感は自分からは生まれまい。
 しかし、ここまで、この時代について、述べていく岳氏には、尊敬の念をもって、行きたい。わからないことばかりである。がんばろう……
 
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やはり 変化することに興味有りあんだろうな ()
2023-02-13 09:03:47
kanou37君 おはよう。 今日はちょっと寒いけど、トータルでは暖かくなってきたよな。もうすぐだぜ。
「…以上の感は自分からは生まれまい。」と書かれると、「おい、生きて人間やってんだからよ ちっとは世の中の変り様に関心示せよ」なんだ。 でも本文にも書いたが、「1. こう激しいと 2. 先がみじかいともうどうでもいいか」も解るし、自分もそうなる事多い。
根が好きなんだろうな、こういう変化していく様が。そして自分の気に入らない「変化」だと文句言いたくなる。
恐いなと思うのは 今無関心で何考えてるか解らない、世の中を背負ってる働き盛りの人達って、いざという時どう行動するか解らんじゃないですか そこが読めない。 社会の上の方の人達もそれなりには心配してんだろうな。
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