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赤坂迎賓館を観る

2017年02月10日 17時00分40秒 | つれづれなるままに
迎賓館を見学してきた。数日前にTVで「特別公開中」ということを知り、慌てて予定に入れたしだい。
普段でも特別な行事が無い限り公開されてるようだから慌てることはないのだが、近々大修理に入り2年間観れなくなるとのことだし、それ故に観れる範囲も広げてるということで・・・・。

       

皇居乾門の時もそうだったが、今回も凄い人出。持ち物検査と身体検査もあるので行列45分、寒い中辛かったなぁ。
どうにか入場できると、まず建物の中へ。順路に従って自由に歩ける。廊下のレッドカーペットの上を歩く。4つ5つ部屋が公開されてる。調度品もたくさん並べられてる。最近その部屋で行われた歓迎会などの写真も飾ってある。天皇もいらっしゃれば、安倍さんも写ってる。
「朝日の間」はやはり圧巻。これをTVでみて、見学したくなった部屋。一番の期待は大理石の柱。ノルウェーの凍土の下から掘り出した大理石らしい。ノルウェーの王様がここを訪れた時、「国にもこんな柱は無い。持って帰りたい。」と言われたらしい。いやぁ~魅了される大理石です。
壁の織物(西陣の金華山織)、天井の絵も当然凄いですよ。(室内は写真禁止。NETにいろいろ出てると思います。)

もう一つはこの建物の歴史に興味が残りました。江戸時代は紀州徳川家の江戸中屋敷で始まり、明治42年に赤坂離宮として洋風建築が作られ、いろいろ変遷があって今の迎賓館になった由。室内の装飾(大理石の柱も含めて)はいつ作られたのか? もう一つは皇室の「菊の御紋」があるのは解るのですが、随所に「桐の紋」があるのですが「なぜ?」なんです。おいおい探っていきましょう。

4月から工事にはいるんじゃないかな。3月いっぱいは見学できるようです。チャンスある方は一度見られては。 明治の頃こんなに「西洋かぶれ」してたのかとも見えますよ。


2/11 追記

   これは正面玄関の扉。 上に菊の紋、下に桐の紋が装飾されてます。
何故ここに桐の紋が? (なんで豊臣がいるの?は一般疑問)  この解説は2番目のコメントで調査結果を書きました。
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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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新聞広告でも (sky)
2017-02-10 19:50:36
見学会はよくみますね。帝国ホテルのバイキングランチが付いて9000円ぐらいとか。東京駅集合の、ぽけかるくらぶ、とかね。団体様で見る場合は手続きに並ばないかも。ランチ会有志で行っても良かったのに。
まあ、3月中に行けたら行きまひょ。
しかし、桐の紋は豊臣家、徳川家は葵の紋、不思議ですね。西洋に追いつけ、文明開化の時代のエネルギーを感じさせる、立派な建物ですね。
スウェーデン御影石は有名ですが、ノルウェーの花崗岩もたいした物ですね。
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日本政府の紋らしい ()
2017-02-11 09:52:54
skyさん おはよう。 朝から「桐の紋」を調べてる。
これを読めばだいたいのところは了解できるよ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%90%E7%B4%8B

要は 菊と桐はもともと皇室の紋だったらしい。武家が力を増したとき「おれが大将だ」で桐を借用しだしたんだな。そして桐はだいぶ下層にまで下がってきた。一方菊は触る人がさすがにいなかった。明治政府ができて統一しようとなって、天皇は菊、桐は日本政府がとすみ分けたんだな。
迎賓館は両方が使うので両方の紋がある。ただし菊が上に飾ってあるのはいうまでもないが。 ということでしたね。ちなみに、紀州徳川家だって「葵の紋」ですよ。
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我がM中の校章は五三桐 (sky)
2017-02-11 12:08:39
勉強になりました。ありがとうございます。
3月中に行けたら行ってみっか。
欧州の夏の離宮たちも、また見に行きたくなります。
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なんとなまいきな中学か! ()
2017-02-11 18:25:03
skyさん さぞ高貴な学問をお修めになったものと推察してます。
筑波大学も五三桐だとか。
吾輩は全く菊にも桐にも縁が7ございませなんだ。
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