goo blog サービス終了のお知らせ 

今 「理解増進」ですかね

2023年06月10日 08時44分36秒 | 国を憂う
国民の中に「理解を深めよう」という法案で世界に遅れを取らないのか? 「LGBT理解増進法案」だ。昨日衆院の委員会で可決した。この先はもう一本道で、今国会中に成立するだろう。
もともとは先月開催された「G7」でLGPTに対する対応の遅れを各国から非難されることを避けたく、昨年から党派を超えた議論が進められ、超党派で議員立法の形が整ったはずの法案だ。
「我が国も変わりますから」とG7各国に見せかけはした。会議が終了すると、超党派が崩れ、自民、公明からより妥協した法案が提出され、ならばと維新、国民党も自案を提出して、その目的すら曖昧な法案に成り下がった。あげくは「より一致団結感」を演出するために「ジェンダーアイデンティティー」という「約せばどういう日本語にもなるでしょう」という見解つきの文言修正で自・公・維・国が一致し、採決されたというしろもの。
まずだ、「理解の増進」を図らねば事が進まんほど国民は無知だろうか、解かってないんだろうか。僕はそうは思わん。同性婚の問題にしたって、違憲、違憲状態という判決まで出てて、国民のほとんどが感心をもってるんじゃないだろうか。
さらに、社会制度としてどう変革していくかの具体案を語っていかないと増々他国から遅れていくんじゃないか。 あげくは「日本は変らんから」と蔑まれるのではないか。
一方、LGBTで悩んでる人達の落胆も大きいのではと思うのです。いやいや「これが日本ですよ」と最初っから期待してないむきもあるかな。
ここで僕の私感ですが、これまでは「世の中半分が男で半分が女」と真ん中に線引きして世の中を見てた。今は違ってます。いろんな性意識が存在してて、右から左まで、濃い人・薄い人 押し並べれな同じような割合で存在してるんだと見るようになってます。「そりゃ極端だろう」という見方もあるだろうけど、要は優劣もなければ、強弱も無いという概念が大事なんでしょう。
こういう考えになりきれてない人ってもう少ないんでしょう。とすれば、「じゃ、社会制度のどこをどう変えるか」に話を進めて欲しいんですよ。そこは全くない。ここには強い抵抗勢力が存在するんでしょうね。

話し広げますが、マイナカードの問題、外国人労働者の問題、難民の受け入れ問題、同性婚の問題、少子高齢化問題(まだまだあるはず、全部そうだから度忘れする) などなど 我が国って「変化の遅い国」ですよね。やはり遅れるよな。外国から蔑まれ、相手にされなくなるんだろうな。前大統領だって違反があれば堂々と起訴する国がうらやましい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天野幹男 個展 | トップ | 会社OB会と「医者に診てもら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

国を憂う」カテゴリの最新記事