とうとう4日前。昨日は午前中舞台作りの手伝いに行った。我々こんなことまでやるんです。裕福な公演じゃないということです。でもこれはこれでなかなかおもしろいことなんです。音楽ホールの裏の仕掛が解り、ジワジワと場内が公演体勢になっていくのに付き合えるのは自分のテンションを上げていくにもいいんです。
まず座席の5列目を床から外す。これを1~4列目の床の空いた所に置く。
4列目までの床が5m程下がります。5列目の前にはオケピットとの境になる湾曲した壁が上がってきます。
下がりきると今度は客席の下に向かって水平移動します。3分割されて入る所なんぞは「キカイダ―」です。
今仕舞われた床の下に元々あった平な床が上がってきます。一つ上の写真に戻ると解ります。これがオケが乗る床。
舞台作り作業中はオケピットの床は舞台と同じレベルにしてあります。落ちる危険がありますからね。舞台上では幕、照明関係の装置が天井から下りて来るバトンという仕掛にセットしていきます。場面が変わるたびに上がったり、下がったりする上手い仕掛ですね。公演3時間の全てをこの時に全てセットしておくんですね。
これが当ホールの「奈落」。舞台の真中の床が下がります。役者が上がってくるというより、舞台下の倉庫への搬入、搬出で使うエレベーターですね。
作業が進む舞台上。気分が高揚してくる。
公演が終ると、この片付けも僕等が手伝うんです。手伝ってると「打上げ」の酒、食い物が無くなるのがいつもです。







公演が終ると、この片付けも僕等が手伝うんです。手伝ってると「打上げ」の酒、食い物が無くなるのがいつもです。
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