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鳥取美術館の3億円

2022年11月15日 11時57分25秒 | つれづれなるままに
今朝のニュースで知った。僕は答えを出せずにいる。社会文化について日頃考えてるつもりだけど、まだまだ小さいのか、思考範囲が狭いのか。
2025年 倉吉市に開館を予定してる県立美術館がアンディ・ウォーホルの作品「ブリロの箱」5個を3億円で購入したようなんですね。さて、これが県レベルの文化事業として「良いことなのか」「打倒な事業なのか」が県内で議論になってるというのです。
2つの前提話があります。1つはこの美術館開設のコンセプトに「県民みんなで作っていく」ということがあったようで、有志が運営企画に参加してきてるようなんです。でも3億円の購入については全く知らされないで進められたということ。もう一つはこういう美術品の購入にある難しい事情です=購入希望が外部に漏れると価格が釣り上げられたりするんだそうですね。
そういう事情もあり、秘密裡に進めざるを得なかったと県は説明してるようです。そしてこの美術館を「アンディ・ウォーホルの美術館」としていく思いがある事をも公表しました。
同じような例が「山梨県立美術館」です。開館当時ミレーの「種まく人」と「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」を購入、その後もミレーの作品を購入・収蔵していくことで、今は「ミレーの美術館」と呼ばれるまでになった。そしてこれが「売り」で来観客を増やし、県の文化事業として成功したとされてるんですね。
さて、皆さんはどう考えますか? 我が大和市の文化拠点「シリウス」の前の広場に「草間彌生のかぼちゃ」を1億円で購入、設置となったらどう反応するかな。嬉しいような、文句言いたいような。だから「小さい」のかなと思っちゃう。文化事業って難しいですよね。地域が何か特色をだそう、作って人が住み続ける地域にしようと切磋琢磨する時代ですからね。
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