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「政治と暴力」「政治の暴力」

2022年07月18日 10時29分10秒 | つれづれなるままに
奈良の事件以降 「政治と暴力」についての論評をたくさん読んだ。そういう視点が多くなったのは必然だろう。国政選挙の最中だったし、被害者が良きにつけ悪しきにつけ大きな話題を引きづりながら10年間国を引っ張った元首相だったからだ。事件当初その真相がまだ見えてこない時点では「政治に対する暴挙」と推察され、「民主主義政治」ではあってはならない選択肢だとの論調だった。
ちょっと過激な(ところもありそうな)僕でもここまで露骨な、ユーモアの無い選択は肯定のしようがない。
しかし、その裏で だれも「政治の暴力」を語ろうとしないのに不満を感じてもいる。日本的な「喪」の過ごし方の中で、「彼が残した負」について今語るのは失礼とする思いやりが強く働いてるのかもしれない。それも否定はしなが、そろそろ「彼の政治」を総括する作業を始めた方がいいのではないか。さもないと総括されることも無く、なんとなく「昔の施策」で済まされていき、次に活かされる教訓を残さずに終わるのではないか。そうなった方がいい、そうしちゃおうと目論む輩がいるのも事実だ。
「安倍政治の総括」 メディアにはしっかりまとめて欲しいと思う。そして僕が考える「政治の暴力」を語るべきだと思う、
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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日本社会のありよう (同級生)
2022-07-19 11:24:30
///「喪」の過ごし方の中で、「彼が残した負」について今語るのは失礼とする思いやりが強く~~///
反省がない社会は、ドン詰まりになると思います。
岳さんの論説、冴えてる! 素晴らしい! まったく、同感です! 
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お褒め頂き、・・・ ()
2022-07-19 16:05:33
同級生さん 賛同は嬉しいですね。
ほんとに今やらなかったら、いつやるっていうのだろうか。今しかないし、今だからやるべきだと考えるんだがな。
「過去の清算」 日本人はへただし、やらないのが日本文化なのかもしれない。このままだと貴女がいうように「ドン詰まり」で世界で伍して行けない国になりそうだよね。 辛いね、つまらないね。
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