10月からトスカの練習を月2回やってきて、6回目の昨日が今年最後の講義だった。
左の写真の下から3行を残してもう教わった。
今の感想は(まだ全然歌えないけど)「量は少ないが難しい」だ。音のアップダウンが激しいというか素人には難しいジャンプを要求してると思う。人間の汚い感情をこれでもかと見聞かせ、あげくに4人も死んでいくストーリーだから、そういう喜怒哀楽を全編で表現していくメロディーにしたいのは理解できる。でも、しっかり落ちられない、上がれないの連続だ。中途半端な高さにしかジャンプできないか、他のパートの音にもっていかれるかだ。本番物を聞くと、それ故にピタッと決まった時の美しさは格別なのも解ってるんだが。ゆっくり、正確にを心掛けて一つ一つ身に染み込ませることだろうな。量的には少ないので来年の3月には暗記完了は大丈夫だろう。急が無くてもいいから・・・・。
写真2幕の上の2行、ここを昨日やったんだけど、ここが難しいが、美しい部分。でもね、ここは「裏歌」と言って、舞台じゃなく、袖で歌うんです。
昨日はオーディションで決まったソリストさんの名前紹介もありました。業界では名の通った凄い方達なんだそうです。僕はだれ一人知りません。そんな方達なら早く生声聞きたいし、いずれ来る「ソリスト練習」を聞きに行かなくては。マエストロの瀬山智博さんはあの小澤征爾の愛弟子なんだそうです。
もう一つ。面白い(不思議な)声出し練習を教わった。瀬山さんと呑む機会があった時、氏から教わったんだがと古川、鈴木先生か紹介してくれた。それが効果覿面で自分でも不思議な練習なんです。呼吸法をやってから、ハミング、声出しと進む練習ですが、声出しの最初に母音「アエイオウ」を同じ音で伊語風に発声するんです。その際、右手をそれぞれの形にして顔、頭の決まった場所に着けて(ウの場合だけは着けない)発声するんです。イは説明しやすいから例として。 右手の人差し指だけを立てる。その指先を頭の頂点に着ける。その状態で「イ」と発声するんです。たったこれだけなんです。これで母音の響きが変わるから不思議です。自分でも違いが解るんですから。その科学反応の理屈は「おそらく、そこに右手がそういう形で在ることで集中でき、口腔内の使い方がバッチリになる」ってことだと思いますよ。その手を外すと響きが悪くなり、音程も下がり気味になる。う~ん、不思議な科学反応です。まっ、舞台でそんな手作業出来ないから、あくまでも練習でしかないところが胆ですがね。
写真(詞)にあわせた本物の合唱が聞けます。
ここにアクセスして、ダウンロードして、聞いてみてください。

今の感想は(まだ全然歌えないけど)「量は少ないが難しい」だ。音のアップダウンが激しいというか素人には難しいジャンプを要求してると思う。人間の汚い感情をこれでもかと見聞かせ、あげくに4人も死んでいくストーリーだから、そういう喜怒哀楽を全編で表現していくメロディーにしたいのは理解できる。でも、しっかり落ちられない、上がれないの連続だ。中途半端な高さにしかジャンプできないか、他のパートの音にもっていかれるかだ。本番物を聞くと、それ故にピタッと決まった時の美しさは格別なのも解ってるんだが。ゆっくり、正確にを心掛けて一つ一つ身に染み込ませることだろうな。量的には少ないので来年の3月には暗記完了は大丈夫だろう。急が無くてもいいから・・・・。
写真2幕の上の2行、ここを昨日やったんだけど、ここが難しいが、美しい部分。でもね、ここは「裏歌」と言って、舞台じゃなく、袖で歌うんです。
昨日はオーディションで決まったソリストさんの名前紹介もありました。業界では名の通った凄い方達なんだそうです。僕はだれ一人知りません。そんな方達なら早く生声聞きたいし、いずれ来る「ソリスト練習」を聞きに行かなくては。マエストロの瀬山智博さんはあの小澤征爾の愛弟子なんだそうです。
もう一つ。面白い(不思議な)声出し練習を教わった。瀬山さんと呑む機会があった時、氏から教わったんだがと古川、鈴木先生か紹介してくれた。それが効果覿面で自分でも不思議な練習なんです。呼吸法をやってから、ハミング、声出しと進む練習ですが、声出しの最初に母音「アエイオウ」を同じ音で伊語風に発声するんです。その際、右手をそれぞれの形にして顔、頭の決まった場所に着けて(ウの場合だけは着けない)発声するんです。イは説明しやすいから例として。 右手の人差し指だけを立てる。その指先を頭の頂点に着ける。その状態で「イ」と発声するんです。たったこれだけなんです。これで母音の響きが変わるから不思議です。自分でも違いが解るんですから。その科学反応の理屈は「おそらく、そこに右手がそういう形で在ることで集中でき、口腔内の使い方がバッチリになる」ってことだと思いますよ。その手を外すと響きが悪くなり、音程も下がり気味になる。う~ん、不思議な科学反応です。まっ、舞台でそんな手作業出来ないから、あくまでも練習でしかないところが胆ですがね。
写真(詞)にあわせた本物の合唱が聞けます。
ここにアクセスして、ダウンロードして、聞いてみてください。