双方に加担する気はおいといて

大阪のバスケット強豪高校のキャップテンがコーチからの体罰を苦にして自殺したとか。
おそらくコーチに対するバッシングが起きて、彼は居ずらくなり、高校を去るのでしょう。それは本当の解決ではないだろう。コーチを擁護する立場を訴えておきたい。
「自殺」した方が「善」みたいなのはやめようよ。自殺する前に「堂々と退部」という方法もあったはず。ここを強調しておかないと本当の問題点が歪められるように思うのです。
僕も小学生の野球を面倒みてた時、２つ続けてエラーした外野手を冷たい顔、声で交代させたことがある。勝つためだし、チーム全員のためだし、彼のためだとの思いもあった。日頃の練習に対して甘い考えでいること、それがどれだけ周りに迷惑かけることかを教えたかった。
息子は中学で上のチームに入り、めっちゃ厳しい監督の下で野球を続けた。そこで彼は「なぐられ役」になってた。キャプテンをやりながら殴られてた。
近くに東海大相模の練習場がある。昔からよく練習をみに行ってた。まだ原が高校生、監督は父親という頃、親父が息子を本気で殴るのを見た。
スポーツと違うが、僕の母は中学校の先生として、担任する生徒を箸箱で殴り、箸箱が壊れたという伝説を教え子（先輩）から聞いた。
そういうことなんですよ。ひとつの形を極めようとした時、厳しい世界があるんですよ。そういう厳しさに対して「真っ直ぐ自殺」にいっちゃう若者の弱さを感じるのです。
個人、チームで日本一のなる人がいるじゃないですか。彼等もイジメじゃなく、厳しい教えを受けてその『高み』に達したはず。
「自殺」という事実が全てに優先し、「その原因を作った人が悪い」と単純に決めるのは止めたいのですが。

初白州

今日白州に帰ってきた。冷え込みも今日から緩むようで、暖かい白州だ。風だまり、日当たりのよくないところには雪が残ってる。クリスマスに20cm降った残りだそうだ。
こっちに届いた賀状を確認しないと失礼が起きることもある。はやめに来ないとまずいのです。賀状は10数通来てた。１件は「ちょっと軽い失礼」になるかも。明日早速ここから投函する。
今日は20号線を使ってきた。全く混雑なし。笹子トンネルの手前で高速が対面交通してるのをみたが、こっちもスムースに走ってた。東京-甲府間は平日の昼ならそんなに交通量がないということでしょう。
今回は古い薪材を薪に変え、積んで、庭をきれいにすることくらいかな。土曜日は歌の初練習なので帰らないといけない。金曜までの白州です。