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福井、白川郷

2011年07月24日 09時43分49秒 | 旅紀行
21,22,23日の3日間、福井、白川郷をまわってきた。
父の三回忌と墓参り、様態の良くないおじさん、従弟のお見舞い、ついでに白川郷を堪能してきた。200%目的を果たしてきた3日間だった。

21日朝4時白州を出発。日本の真ん中を西に向かう山中の道をたどって福井をめざす。10時頃勝山市を通過。
勝山では話に聞いてた「勝山城」「勝山大仏」の建物の大きさにまず驚いた。勝山の出身者で一代で莫大な財を残した個人が作ったものとは知ってたが、「こんなでかいのか」でした。拝観料を出すことはないだろうで中までは入らなかったが、通りかかった関係者から話をきくことはできた。
ちょっとあきれた気分で再出発。11時に市内の一歩手前松岡という地にある「けんぞう」という蕎麦処に到着。福井に行ったら「まずはおろし蕎麦」が習慣になってて、前回教えてもらったこの店をまず目指したしだい。おいしい越前そばを食して満足。
気分一新で市内に入る。
まず母の実家のお墓に御参り。体調を崩してるおじさんは母の弟なのでこの墓に行きたい気分が強かった。
次にお土産の物色。福井土産はほぼ決まってる。
 「へしこ(鰊、鯖の糠味噌づけ。焼いて食べる)」
 「鯖の浜焼き(1匹まるごと串にさして焼いたもの。生姜醤油でいただく)」
 「鯖鮨(三枚におろした身を焼いて、押し鮨にしたもの)」
 「雲丹豆(ソラマメに雲丹味をつけて焼いたお菓子。酒のつまみに最高)」
 「鱈缶詰」   などなどが定番。「これにして」とのリクエストがあるので楽。
送ってもらう手続きをして済み。
次は従弟を自宅に見舞う。不自由はしてるががんばってるし、悪くなってないので安心する。
おじさんを病院に見舞う。悪いとは聞いていたのでそれなりに想定して行ったが、想定以上の状態で言葉がなかった。呼吸器を喉から入れてるので話はできない。意識も7,8割は宙を飛んでる感じ。呼びかけに笑ってくれた。僕が来たことを理解してくれたようで安心した。「人はしぶとい、死なせてもらえない」を改めて思う。
それから宿泊を依頼してある友人宅へ。小学校時代からの旧友宅、お互い家族のように往来してる仲なので遠慮なしに泊めていただくことに。両親共に御健在なのにびっくり。焼酎をしっかりいただき、お父さんと昔話。ぐっすり寝る。
22日朝8時半に友人宅を失礼する。いろいろ土産をいただく。こっちがお世話になってるのになんてことだ。
市内からお寺までは30~40分。芦原温泉の近くにある。10時からお経を頂く予約がしてある。早くついたので、その前にお墓の掃除と御参りをすませる。30分ほど合唱のような心地よいお経を広いお御堂でかみさんと2人で聞く。いつもいつもここのお坊さん2人の合唱には感心させられる。これが聞けるだけでもいいお寺です。
これで公式行事は終了。寺で半ズボンにはきかえ、旅行モードに切り替え。11時にお寺を出発、高速で1.5時間ほどで白川郷に入る。高速が完備されるというのは便利なことですね。あたりまえと思っちゃいけないことだろうけど。

  白川郷は南北1km、東西200mほどの集落。だから半日も歩けば村の隅々まで知れる大きさ。2時から5時過ぎまで広く、浅く集落内を散策。集落の北側にある展望台からはまさにジオラマをみてるような景観。萱葺きの民宿で1泊。お風呂は公衆の温泉へ。その帰りに蛍の乱舞を見てくる。

  集落内の一角。

  公開家屋の2階。「25mプールの広さです」と説明してくれた。

  栃餅ぜんざい。

23日 今日の分としてあえて行かなかった区画で午前中をすごす。どぶろく祭りの会館を見学。昨年作ったどぶろくをいただく。10月14,15日に祭りがあることを知る。ちょうど今日は祭りに向けて衣装などの虫干し費にあたってたようだ。道具類が神社の境内に並べられてた。文化財保護ということで子供からお年寄りまで集落あげて祭りを実施するらしい。そうじゃないと残っていかないんだろうな。合掌作りの製作過程を見せてくれるビデオをみながら大の字になって心地よい昼寝をする。2日間よく歩いた。
団子汁をいただいて、2時に出発。高山まで高速。あとは一般道。
諏訪で久しぶりに「片倉館」のお風呂に入る。
20時白州に帰り着く。中味濃くて、あっという間の3日間でした。
コメント (2)
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