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小椋桂コンサート

2009年07月05日 15時46分51秒 | つれづれなるままに
昨日近所のホールに小椋桂が来たので奥さんと聴きに行ってきた。生小椋は2回目だと思う。
彼ももう65歳だそうで、最初のアルバムを出したのが40年前になるんだそうだ。
聴衆は「アラシックス」以上でしたね。小椋旋律っていうのがあるじゃないですか。みなさんあの旋律に癒されるんでしょうね。僕もその1人だし、彼の話も好きです。
今回のコンサートでは新しい取り組みを2つ入れてました。
一つは琵琶の演奏(専門家、美しく、歌のうまい女性)とコラボしたこと、自分でも琵琶の弾き語りをやったこと。もう一つはバックの演奏者達と動きの無いミュージカルをやった事。
前者の琵琶。お父さんが趣味で弾き語りをやるのを聴いて育った彼には郷愁的なものが強く残ってるんですね。自分の息子さんが奏者になってもいますよね。今回バックの演奏に琴が1台入っていて、装飾音を奏でてました。和楽器が好きなんですね。琵琶も琴もいい音聴かせてくれましたよ。
後者の「動きのないミュージカル」というのは小椋さんが書いた日本の昔話的な物語を演奏者がそれぞれの役を物語っていくもの。ナレーションは小椋さんがやってました。演奏があり、せりふがあり、物語がある。変わった雰囲気の30分でした。単に曲を作るだけじゃなく、ミュージカル的なことをやりたいと考えてるのかもと想像しました。

歌は十数曲聴かせてくれましたが、中に2,3初めて聴くものがありました。
「恋がたり」という父への思いを歌った曲があります。これは知ってました。いい歌ですよ。母への思いも1曲にしてたんですね。「あまいオムレツ」という曲で初めて聴きました。いい歌でしたね。子供の頃お母さんの作る料理は全て砂糖の入った甘いものだったのだそうです。そのあたりから母への愛を綴ったんですね。

久しぶりの生コンサート ゆっくり癒されてきました。
ついでに書きますが、家から会場までは4,5kmで、奥さんと2人往復歩いたんです。こんなのも変わってるね。
コメント (4)
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