奈良のビートルレコード専門店「ビ―セルズ」さんのお店日記ブログ(7/1)に「ハードディズナイト」
を買ったオラの事が載っていた。
(恐れ多くて感想文書ける程聴いておらず・・・)
成り行き上、オラが不定期開催のオーディオ同好会の声かけ役になっている。
「次は雪が融けた春にでも・・」と言ってまった前回(11/25開催)・・ああもう夏じゃ!
慌てて会員諸氏に連絡。
恵庭のK氏のサロンにおじいさんたちが集う。
ここは名器がゴロゴロ埋まってるお宝屋敷ですが
今回はかなり驚くモノが。
100年前のスピーカーとアンプ。
アルミ振動板のスピーカーを別箱(洗濯機くらいの大きさ)のアンプで駆動する。
英国からのお取り寄せ、劣化したコンデンサーは、日本で同規格のものを作ったとのこと。
これで120年前のレコード盤(溝は片面のみなのね)の音を聴かせてもらう。
電気で増幅された最初期の音・・・
日本で稼働品はこれだけと思われるし、世界でも数台あるかないか。
オーディオマニアの範疇越えてる・・博物館か!
ユニットを励磁型に替えていたALTEC A5がダイナミック型に戻っていた。
励磁型はハイスピードだけどややカリカリしていた。
ダイナミック型はリラックスして楽しめる感じ。
専門店の勧めるスピーカーの接続法が
高音ドライバーは正相、ウーハーは逆相。
オラはこれでいいと思うのですが、聴き比べマニアのジジイ、もといオジ様たちは気が済まない。
正相+逆相
正相+正相
逆相+正相
逆相+逆相 を聴き比べる。
途中で何だかわからなくなるが、結果的には専門店推奨に落ち着く。
ようやく本日のメインは名器アンプの聴き比べ
マランツ7+マランツ8VSJBLSG520+SE401
いずれもK氏のサロンに20年近く死蔵していたもので、納得の修理できる人に巡り合い陽の目を見ることに。
ヴィンテージ機器は修理を経ることで部品が替わる宿命で、側だけで中身は別物化してることもよくあるらしいのですが
今日の機器は死蔵していたこともあり、ほぼオリジナル部品が残っている状態。(特にマランツ7)
管球のマランツは、まろやかな音で、古いジャズボーカルでお爺さん達はトロトロに・・
石のJBLはカチッとした音で、現代でも全く問題なく通用する音。
ジジたらしのジャズボーカルよりZAZEN BOYSを聴くオラ、「マランツは古臭い、生だるい」と言ってしまう。
「お前にはこの味わいがわからんのか?」と周囲に言われるが、聴きたい音楽を再生できないモノは
オラにとっては不要なのです。
(マランツ7、200万円するのね・・)
良いアンプって何だろ?