カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

夏を越せるのだろうか

2011-07-27 | 散歩

 とにかく暑いので出歩くのは危険だ。朝だと言っても10分も歩くと汗がにじんでくる。代謝が良くなっていることを信じて励むより仕方あるまい。いくら体力に自信のある杏月ちゃんとはいえ、段々嗅ぎまわる気力を失ってしまうようだ。ショートカットの道を探さなくてはならないかもしれない。
 6時過ぎでも既に日差しはある。庇のながい帽子をかぶっているご婦人も見かけるようになった。早朝といえど日焼け防止無しに歩けないということか。
 家族の話題は小琳ちゃんの体調問題かもしれない。9歳くらいだからまだまだだろうとは思っていたが、見た目でもかなり老衰が進んでいる感じだ。もともと散歩嫌いだし、血管にも持病があるかもしれないという。手術をさせるべきなのかはよく分からないが、むしろ環境の変化に耐えられないような気がして消極的選択をしたところだ。まあ、寿命なら仕方ないが、出来れば楽に死んだ方がいいだろう。時々フラフラしているようにも見えるし、平気なようにも見える。好き嫌いは激しいが食欲もある。しかし先日は階段から転げ落ちた。全く平気そうな顔をしているが、やはりどこかおかしいのだろう。
 息子たちは帰宅すると、ああ生きていた、というらしい。もし日中に死んだら、帰宅前に埋めて欲しいというらしい。たぶん埋めるのは僕の仕事になるのだろうが、どこに埋めたものだろうか。職場近くにはたくさん埋めるところはあるんだが、なんとなく寂しいし死んだ後だから関係ないこととはいえ残酷な感じもする。寂しがり屋だから可哀そうに思うのかもしれない。曲がりなりにも我が家族。そういうわけで、やはり自宅の庭に埋める方がいいだろう。まあ、それはかまわないにしろ、しかしどこがいいのかはそう簡単に決められない。木の成長を助けるかもしれないので、実のなる樹木のそばがいいのだろうか、などとも思うが、それがいい考えであるとも自信が無い。
 もちろん何事もなく夏を越せるかもしれない。ぐっすり眠っていると時々ドキリとしてしまうが、元気と言えば元気なような感じもしないではない。いまだにトイレの失敗も多いし、実に頭の悪いところも多かったが、顔が可愛いと言えばいまだに健在である。それだけでいいと言えばいいのであるから、やはり長生きして欲しいとは思う。
 こんなことを書いていると本当に死んでしまいそうな気がする。しかし迷信めいたことは気にしないし、本人(本犬?)の前でもどこに埋めようかと話しかけるが、一向に関心の無い顔をしている。言葉が通じあわないというのは実に平和なことである。
コメント
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