関連の無関係

　色々と体育会系のイベントがあって、終わるたびに筋肉痛の話がある。年をとると筋肉痛が来るのが遅くなるという話題で、ちょい笑いが起こる。
　実際には筋肉痛には年齢差が無い。代謝の関係で年齢差があるというデータも無い。しかし、この一般的合意は社会性が高い。
　年をとると体力が衰える。それは実感としてあるものではあるけれど、それと筋肉痛の混同がいつの間にか起こったと考えることが出来るわけであるが、逆に筋肉痛が早く来るという自慢が起こることもあり、この勘違いのほうが悲しいと常々感じている。

夏風邪

　夏風邪である。
　暑いからクールビズで出席したら、エアコンが効いている。中頃になって「寒くないですか」と一言いって温度を見にいったら、数人が同時に席を立った。皆寒いと思っていたようだ。
　個人差はあると思うが、僕の場合26度以下になると、たいてい寒い。しかし発言が多いと26度で暑いときがあるような気がする。気のせいだろうか。
　それと肥満(デブ）だと暑がりになるという人がいる。見た目の暑苦しさというのがあったり、卑下して言う場合もあるとは思うが、皮下脂肪と体温には関係がなかろう。ましてや体感温度まで違いがあるものか。
　女は男より５パーセント脂肪が多いのだが、そうすると女のほうが暑がりというデータが出来るはずだと予想できる。あるのかもしれないが、まあ、聞いたことは無い。
　知った人に極端に汗をかかない人がいる。「モデルさんみたいですね」というと、体質だろうが病気のようなものだという。汗があまり出ないために体温調節が難しく、特に熱がたまると良くないとか言っていた。いろんな苦労があるものだと思ったものだ。
　僕は人一倍体が弱いというのがあるのは確かだと思う。昨晩おふくろと話していると、子供のころからいつも風邪をひいていたと言われた。そういえば今年の夏でも既に3回目くらいかなとも思う。これからも風邪と付き合う人生なのだろうか。