痛風になってしまってまともに歩けない日が続いて、やっぱりなんとなく緊張の糸か切れたというか、外に出ること自体が億劫になるというような感覚に陥ってしまった。行けなくて残念だという気持ちから、まあ、今いかなくてもいいや、という感じかも。上手く言えないが、元気になってから挽回したらいいさという気分があるようにも思う。挽回ってどのくらい、っていう問題はあるにせよ、取り戻せるような漠然とした気分があるのだ。
しかしながら万歩計の数値がトータルで低い水準になっているのは動かし難い事実だ。最近は以前より目標水準を低くしている関係もあるが、だいたい一日平均8000歩程度は歩いていたのであるが、十日以上歩けるような状態じゃない日が続いて、一日千歩もいかない平均状態から巻き返すのが難しくなって、今月の平均は4600歩程度にまで落ちてしまった。歩けるようになって数日は少し頑張って一万歩以上の日が続いたが、天気が悪くなったりして長くは続かなかった。今月の日数から考えて、平均値が目標値に達することはほぼ不可能になってしまった。そういう事実が目の間にあると、急にけだるい気分が僕を捉えるようになって、そして、億劫な自分が顔を出してきたわけだ。
一概に言えないこともあるとは思うが、引きこもりの人の多くは、一発逆転をいつも狙っているような人なんだという。野球に例えると、いつも大ぶりしてホームランを狙っているようなものなのだという。自分には十分ホームランを打って逆転する力がある。だから空振りしたって、また次に来たボールを打ってホームランにしたらいいさ、という考えなんだそうだ。本当に絶対ホームランが打てないわけではないにしろ、ますます打てなくなるのは分からなくはない話だ。打てない日が蓄積されると、ホームランでも逆転できない立場に追い込まれていくのだろう。
まあ、今月は目標達成は無理にしろ、近似値に少しでも近づいておいて、来月に備えることにしよう。年間で勝つため(平均目標に達するため)には、大穴を潰すことの方が大切なのかもしれない。もともと亀の歩みのようなものなんだから、ウサギのまねをしても始まらないということか。ウサギで生まれてくることって、あんがいつらいことなのかもしれないですね。