義務教育で「留年賛成」の場合は・・・。
留年した場合の影響も考えるべきですよね。
留年したほうが、勉強ができるようになって、やる気が出る?
そういうこともあるかと思いますが、どうかな~。
むしろ、やる気が出なくなることのほうが多い気がします★
留年する子どもは、勉強ができないわけですよね。
そんな子どもに対して、同じ学年をもう1回やれと。
そして、仲の良かった友だちは、もう上の学年だと。
友だちがいて、給食を食べて、部活をやって、・・・。
「だから学校にも何とか行っていたのに~」ということも多そう。
こんな場合、学校に行くモチベーションが下がりますよね★
小学生の時は、成長に個人差もあります。
同じ学年でも、理解力やスピードに差があって当たり前です。
それを考えないで、一律にテストで(?)留年を決めるのはどうか。
また、図工(美術)、音楽、技術家庭科、体育・・・。
これらの出来・不出来で、留年しなくてもいいかなあと。
これらは個人差が大きくても、それほど問題ないかなあと。
社会と理科は、周囲の大人がフォローすれば何とかなります。
暗記物という性質が強いし、続きものの性質は弱いです。
まあ、本当は続いているとも言えるのですが、なんとかなる。
国語は、何をやったらすぐ伸びるというのが難しいです。
今までの「生き様」な気がするので、判断材料にしにくい。
読書、日記を書く、漢字&言葉を覚えるなどを強化するとか。
だから、留年の評価は、算数の出来次第かなあという気がします。
小学生の場合、主に差がつくのは「続きもの」の算数でしょう。
前の学年ができていないと、次の学年もできない教科ですね★
中学生なら、英語も「続きもの」にかかりますが・・・。
算数&数学ほどではありません。
中1から始まっているので、遅れを取り戻しやすいからです。
つまり、中学生の留年の理由も数学だけかなあと思うのです。
1教科の出来が悪いだけで、学年そのものが上がらないなんて・・・。
それはどうかなあと思うのです。
算数と数学だけ、補習クラスを追加して勉強すればいい気がします。
まあ、先生と子どもの時間を余計にもらうことになりますが★
その場合は、集団指導をやめて、個別指導にするべきですね。
もしくは、算数と数学だけ、留年クラスを作りましょうか。
昨年度の内容の復習をメインにしつつ・・・。
本来の学年の内容もザックリ入れていくとか。
このクラスでうまくいけば、本来の学年のクラスに戻れるように。
そして、仮に留年するとしても・・・。
しっかりした仕組みが必要だと思います。
・・・その仕組みは、次回ラストで。
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