120508の新聞記事に「義務教育に留年は必要か」がありました。
義務教育の「留年」は、橋下徹大阪市長の考えのようですね。
記事には、世界の15歳での留年率があります。
見てみましょう。
● 日本 0%
● 韓国 0%
● ノルウェー 0%
● 英国 2.2%
● フィンランド 2.8%
● 米国 14.2%
● 香港 15.6%
● ドイツ 21.4%
● フランス 36.9%
● ブラジル 40.1%
● マカオ 43.7%
義務教育では留年のない日本のほうが、少数派なのがわかります。
15歳までに(?)、50%近く留年している国があるのには驚き★
その国にとっては、これが普通なのかもしれませんが・・・。
新聞記事には、識者3人の意見が載っています。
それぞれの意見は、以下のようなものです。
● 「学年信仰は最たる悪平等」 → 留年賛成
● 「生活保護予備軍作るだけ」 → 留年反対
● 「補習システム確立が先決」 → 留年反対
まあ、「1対2」も含めて、こんな感じかなあと思いました。
アビット新白岡校での授業の前に、いつものように新聞ネタです。
子どもに、この記事のことについて聞いてみましたよ。
さて、現役で義務教育を受けている子どもの意見は?
「留年賛成」と「留年反対」、どちらの意見もありましたね。
やや、「留年反対」が多かったかと思いますが。
その理由も欠かさず聞いていますよ。
「留年賛成」の意見の子どもは・・・。
● 「その学年の勉強ができるようになったほうがいいから」
やはり、この真っ当な意見が多かった気がします。
なんとも、真っ当な意見で反論しにくいですね★
「留年反対」の意見の子どもは・・・。
● 「勉強はどうあれ、進級したい(自分が)」
● 「あまり意味がない気がする」
こんな意見がありました。
自分のことを考えると、不安になる子どももいたようです★
日々、しっかり勉強しようよ~。
正解はない気がするのですが、私とすると・・・。
・・・それは、次回へ。
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