◆◇◆『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』斎藤茂太(さいとう・しげた)著(あさ出版)より◆◇◆
大丈夫! そのピンチはチャンスに変えられます!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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④ あなたの人生が順調に進んでいるといえる理由
世の中に、失敗を知らない成功者はいない。
むしろ失敗をいくつも重ねてきたからこそ、成功を手に入れることができたのである。
失敗体験の記憶というのは強烈だ。
特に年齢が上がるにつれて、なかなか簡単には忘れられない。
しかしそれを嘆き悲しむのではなく、成功への踏み台とすることである。
そう考えれば、つらいことやミス、過ちなどが起きたときにくよくよ悩みすぎることが、いかにもったいないことかがわかる。
もちろん反省することは必要だが、必要以上に落ち込むことには意味がないのである。
だから「もうイヤだ」ではなく、「また一つ経験値が上がった。自分の人生は順調に進んでいる」と思うことだ。
すぐにそのようにとらえることはできないかもしれないが、落ち込んでいる気分を趣味や運動などでなるべく早くリセットして、徐々に気持ちを前向きに変えていけばいいのである。
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私が今の仕事を始めたばかりのときは・・・。
これ以上ない落ち込みようでした。
人生で、こんなに落ち込んだことはないというくらいに。
なぜかというと・・・。
想像していた成果と、まったく違っていたからです★
今考えると足りないことだらけです。
そりゃそうだとも思えるのですが。
特に落ち込んでいた期間は、半年間くらいです。
● 食欲はなくなる
● 休みでも外に出ないで寝ている
● 誰とも会いたくない
● 必ず聴いていた音楽すら、あまり聴かない
● 必ず何かしら見ていたテレビドラマも、ほとんど見ない
まあ、人生の中にはそんな時もあるということで★
でも今から考えると・・・。
その時間を使って、もっと何かやれたかもしれません。
仕事についても、プライベートについても。
仕事では、そんな時間を過ごしたあと・・・。
「じゃあ、これをやってみよう」という考えが生まれました。
プライベートでは、仕事につながるような楽しみも増えました。
私の場合は、落ち込む時間も意味があったのかもしれません。
ただ、普通なら落ち込む時間はもったいないですよね。
うまくいかないことがあっても・・・。
それは失敗でなく経験だと思えるといいようです。
「こんな経験をしたんで、次はもっと違うことをしてみよう」と。
あまり落ち込む時間を使わずに・・・。
頭を切り替えて行動できるようになれるといいなあと思います☆
「時間の浪費こそ最大の浪費である」
(ベンジャミン・フランクリン Benjamin Franklin アメリカの政治家)
・・・次回ラスト。
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