◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆
「わかる」を「できる」に変える!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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③「楽観主義」は脳の扁桃体(へんとうたい)から生まれる
よく楽観的な観測をする人を「おまえは気楽でいいよな」とか「何も考えていないのか」とからかうことがあります。
確かに、本当に「何も考えていない」のは問題ですが、楽観的であるということ自体には問題がありません。
楽観的な時は、えてして「えいやっ」と実際の行動を起こすことが多いからです。
不確かな未来におびえて何も行動をとらないことは、せっかくの学習機会を失うことになります。
すぐ近くの未来に、すばらしいセレンディピティが待っていたとしても「行動」を起こさなければ、偶然の幸運に出会うこともつかみとることもできません。
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リスク(危険性)を考えることは大切です。
何も考えないで行動すると・・・。
考えられないようなヒドイ結果になるかもしれませんね★
でも、行動にはリスクは付き物とも言えます。
生命に関わるリスク以外のことなら・・・。
「えいやっ」と行動したほうがいいことがあるかもしれません。
今、自分で仕事を興して成功している人も・・・。
最初は「えいやっ」と行動したから成功したのだと思います。
それをしないで・・・。
「開業して3年以内に倒産する会社は、80%もあるらしい」
・・・などとリスクばかり見ていると、行動することができません。
その結果、自分で仕事を興して成功することもなくなります。
もちろん、仕事での成功は様々なパターンがあります。
これでなければいけないということはないのですが。
ところで、学生さんが勉強してリスクってあるのでしょうかね?
勉強してできなくても、また勉強し直せばいいだけの気がします。
むしろ、できないことがわかってよかったと思います。
塾で、間違えることを心配する必要はありません。
塾は失敗するところとも言えるのです。
塾で失敗しても、基本的に何のリスクもありませんよ♪
「ムリ」「できっこない」「わかんない」。
最初から、おびえて行動をしないのは、もったいないですよ。
学習機会を、なくさないようにしてほしいです。
「できないと思いこんで事にあたるのは、みずからできないようにする手段である」
(ジョン・ワナメーカー John Wanamaker アメリカの実業家・商人)
・・・次回へ続く。
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