ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『脳を活かす仕事術』レポ(2)

2012-02-06 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆

「わかる」を「できる」に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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セレンディピティ(偶然の幸運に出会う力)を呼び込む3つの条件

偶然を幸運に結びつけられるかどうかは、実は脳の使い方次第なのです。
そのポイントは3つあります。
それは「行動する」「気付く」「受け入れる」ことです。

まず「行動する」。
自分だけでアイデアをあたためて、世に送り出そうといくら焦ってもダメです。

「果報は寝て待て」ではなく、とにかく何か具体的な行動を起こすことが肝心です。

第2に、行動することによって偶然の出会いがあった時に、まずその出会い自体に「気付くこと」が重要です。

気付くためには、自分の身の回りで起こっていることや、自分が心の中で感じていることに対し、よく観察していなければなりません。

そして第3のポイントは、意外なことに出会った時に「これは自分の思っていたことと違う」などと拒否せずに「素直に受け入れる」ことです。

頭の中で「これは違う!」と一方的にはねつけるのではなく、「ちょっと待てよ」と柔軟に、自分の中に受け入れてみることです。
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「セレンディピティ(Serendipity)」なんて、聞きなれない言葉ですよね。
でも、アビット新白岡校の小5国語テキストを勉強してみてください。
説明文の読解問題にて、「セレンディピティ」が出てきますよ。

小学生くらいでも、勉強しておいたほうがいい内容・・・。
そして、知っておいたほうがいい言葉として登場するのだと思います。

少しテキストの本文を見てみましょう。

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発明や発見のアイデアは神様が与えてくれるものではありません。
むしろ、それまでにどれほど努力と勉学を重ねてきたかにかかっています。

思いがけない発見をする才能、単なる偶然ではなく、おとずれた幸運を自分のものにできる能力。

発見は周到に準備した者だけにおとずれる――絶対に忘れてはならない研究者の戒めです。
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テキストの本文は以上です。

現場で気がつくことは、「これは違う!」とはねつける子どもですね。
私が添削して間違いの×がついているのですが・・・。
「これが正解じゃないの?」とこだわっています。

もちろん、私が○×を付け間違えることはあります。
かなり少ないですが。

私が○×を付け間違えしていない場合・・・。
その子どもは、まず「受け入れる」ことが必要なのだと思います。

「自信あったんだけど、違うんだな」と思うことです。
そうなれば、正解に向って色々な手段が考えられます。
こだわっていると、ずっと正解には向かえませんよね。

勉強の一番の敵は、「思い込み」と言われています。

私も仕事において、「受け入れる」が難しいことがありますね。
「このやり方が正しいはずなんだ」と。
どうしても、こだわってしまうわけです。

これでは、子どものことは言えません★

成果が出ない場合は、「素直に受け入れる」ことですね。
そうすると、次の一手が考えられるような気がしています☆

「成功の秘訣は、よい機会がやってきたら、直ちに迎えられる心構えができていることだ」
 (ベンジャミン・ディズレーリ Benjamin Disraeli イギリスのヴィクトリア朝期の政治家)

・・・次回へ続く。

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