◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆
「わかる」を「できる」に変える!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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①わかってはいるのにうまく再現できない理由
感覚系を鍛えるためには、音楽でもスポーツでも、生で聴き、観ることが大切なのです。
「何がよいもので、どれがダメなものか」を判断する時に、この感覚系の学習回路が重要な鍵を握ります。
ここが十分に鍛えられていないと、いわゆる「本物」を見抜くことができません。
一方、「運動系学習」は、身体を使って情報を出力する時に重要な働きをします。
手を動かして絵を描く、声を出して歌を歌う、思ったことを文章にして表すなど、能動的な運動を通して表現する場合、アウトプットの精度は、運動系学習の回路がどれだけ鍛えられているかに依存するのです。
感覚系学習がちょっとしたきっかけで飛躍的に発達するのに対し、運動系学習は反復でしか鍛えることができません。
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勉強についての「わかるとできる」。
誰でも知ることになりましたが、これは大きく違うことなのですね。
「わかる」からといって、「できる」とは限らないわけです。
「できる」ようになるためには・・・。
子どもが実際に勉強(アウトプット)をする必要があります。
感覚系を鍛えるには、ライブが大切ですね。
書籍などで読んでわかっているはずの内容があるとします。
でも、その内容のセミナーに参加してみました。
そこで、実際に講師の先生から熱く語ってもらいます。
やはり私を含め、セミナー参加者の理解は、より深まります。
やる気もUPするような気がします。
ライブの強さですね☆
多くの人は、この時点で・・・。
「いや~、よい話を聞いた。よかった、よかった」
これで終わってしまいがちです。
理解が深まり、やる気もUPしたはずですが・・・。
実際の行動が起こらないというわけです。
私も気をつけないといけませんが★
インプットしたあとは、アウトプットが必要なのです。
アウトプットなしでは、向上も成果もありません。
それも、何度も必要です。
一度試してダメでも、それを改良して再び試してみる。
それに加えて、まったく違う方向から違うものを試してみる。
そして、また大切なのは、成果が出るまで止めないということですね。
以上は、私が感じている仕事のことなのですが・・・。
勉強も変わりませんよ。
聞くだけ、教わるだけで終わらないこと。
それを自分で練習して身につけて・・・。
自分で自由自在に使えるようにすることです☆
「どんな天才でも努力をしなかったら、才能は開花しないんですよ」
(茂木健一郎 100915『ザ・ベストハウス123 世界のびっくり記憶脳!』より)
・・・次回へ続く。
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