写真は、120212、中3の定期テスト対策指導、社会です。
日曜日なのですが、篠津中・定期テスト(第4回)の対策指導ですよ。
中3は、もう中学校の調査書も作成済みです。
まあ、3学期の定期テストはそれほど・・・とも思うのですが。
結局、何を勉強しても公立高校入試に役立ちますからね。
しかも、何かを手抜きするけど、ラストの入試だけうまくいく・・・。
勉強に対する姿勢として、それはよくないかと。
写真の問題を見てください。
埼玉県公立高校入試、平成22年度(前期)と同じ問題ですよ。
結局、普段の勉強が入試につながりますね~☆
入試問題は、写真と同じような図がかいてあり・・・。
「不況のときの政府の景気対策を、税金と財政支出の二つに着目して書きなさい」
そんな問題でした。
答えは、「政府は減税したり、公共事業を増やしたりする」でした。
もちろん、この日の対策プリントの答えも同じです。
↑できましたか?
ところで、今回の定期テスト(第4回)の社会の範囲ですが・・・。
教科書P108~P165(ラスト)までということで、量が多いですよ。
この日の対策プリントも、7枚もありましたからね★
でも、勉強しているとわかるでしょう?
入試問題で出題されていた問題が、多数入っていることを。
たとえば・・・。
● 累進課税制度(平成23年度 前期)
● 少子高齢化と社会保障関係費(平成23年度 前期)
● 高度経済成長(平成22年度 前期)
● 利潤(平成22年度 前期)
● 中央銀行(平成21年度)
ハッキリと語句を書く問題や・・・。
説明を記述する問題だけでも、これだけあります。
入試の対策にもなっていることが、わかると思います☆
それにしても、不況のときは減税のはずなのですが・・・。
2012年の日本は、消費税を上げることで話がまとまっていますよね★
2011年の東日本大震災以来、景気はよくないはずですが。
消費税は、現在の5%から、8%へ。
そして、10%へと。
ホントは、もっと増やさないと足りないとも★
公民の勉強(原則)は、現実とズレることがあるものです。
でも、原則を知らないと、現実の問題点も見えてきません。
「不況なのに増税なんて、キツイんじゃないの?」
たとえば、そんなことを思ってほしいわけです。
現実の問題点を、自分の頭で考えてほしいわけです。
もし、何も勉強していない、知識がない場合は・・・。
「不況なのに増税か~、まあ、そういうもんなんでしょ」
このように、政府の思いのままになっては困ります★
まずは学校の勉強で、原則としての知識を付けておくこと。
これが大切なことだと思っています。
それがないと、自分の頭で考えた判断ができないのでは★
あと大きい問題は、この日の対策指導でも出ましたが・・・。
年金制度のことですね。
2060年には、若い人1.3人で、お年寄り1人を支える?
・・・制度そのものに、ムリがあるような気がするのですが。
最後に、私が授業中、たまに言うことです。
「残念ながら、私たちの世代では、日本を大きく変えるのは難しいかも。今の学生さん世代が、しっかり勉強して世の中で活躍して、日本を良くしてほしいなあ」
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