ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3社会 定期テスト対策 不況のときに何をする?

2012-02-13 | 本日の授業

Cimg3921

写真は、120212、中3の定期テスト対策指導、社会です。

日曜日なのですが、篠津中・定期テスト(第4回)の対策指導ですよ。
中3は、もう中学校の調査書も作成済みです。
まあ、3学期の定期テストはそれほど・・・とも思うのですが。

結局、何を勉強しても公立高校入試に役立ちますからね。
しかも、何かを手抜きするけど、ラストの入試だけうまくいく・・・。
勉強に対する姿勢として、それはよくないかと。

写真の問題を見てください。
埼玉県公立高校入試、平成22年度(前期)と同じ問題ですよ。
結局、普段の勉強が入試につながりますね~☆

入試問題は、写真と同じような図がかいてあり・・・。
「不況のときの政府の景気対策を、税金と財政支出の二つに着目して書きなさい」
そんな問題でした。

答えは、「政府は減税したり、公共事業を増やしたりする」でした。

もちろん、この日の対策プリントの答えも同じです。

Cimg3923

↑できましたか?

ところで、今回の定期テスト(第4回)の社会の範囲ですが・・・。
教科書P108~P165(ラスト)までということで、量が多いですよ。
この日の対策プリントも、7枚もありましたからね★

でも、勉強しているとわかるでしょう?
入試問題で出題されていた問題が、多数入っていることを。

たとえば・・・。

累進課税制度(平成23年度 前期)
少子高齢化と社会保障関係費(平成23年度 前期)
高度経済成長(平成22年度 前期)
利潤(平成22年度 前期)
中央銀行(平成21年度)

ハッキリと語句を書く問題や・・・。
説明を記述する問題だけでも、これだけあります。
入試の対策にもなっていることが、わかると思います☆

それにしても、不況のときは減税のはずなのですが・・・。
2012年の日本は、消費税を上げることで話がまとまっていますよね★
2011年の東日本大震災以来、景気はよくないはずですが。

消費税は、現在の5%から、8%へ。
そして、10%へと。
ホントは、もっと増やさないと足りないとも★

公民の勉強(原則)は、現実とズレることがあるものです。
でも、原則を知らないと、現実の問題点も見えてきません。

「不況なのに増税なんて、キツイんじゃないの?」
たとえば、そんなことを思ってほしいわけです。
現実の問題点を、自分の頭で考えてほしいわけです。

もし、何も勉強していない、知識がない場合は・・・。
「不況なのに増税か~、まあ、そういうもんなんでしょ」
このように、政府の思いのままになっては困ります★

まずは学校の勉強で、原則としての知識を付けておくこと。
これが大切なことだと思っています。
それがないと、自分の頭で考えた判断ができないのでは★

あと大きい問題は、この日の対策指導でも出ましたが・・・。
年金制度のことですね。

2060年には、若い人1.3人で、お年寄り1人を支える?
・・・制度そのものに、ムリがあるような気がするのですが。

最後に、私が授業中、たまに言うことです。

「残念ながら、私たちの世代では、日本を大きく変えるのは難しいかも。今の学生さん世代が、しっかり勉強して世の中で活躍して、日本を良くしてほしいなあ」

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