懐かしのカントリー&ウェスタン(ウェブ・ピアス 1)
往年のカントリー歌手の一人、私のブログでとりあげるのは初めてかなぁ。ハンク・ウィリアム(シニア)の後輩世代で1950年代カントリーを謳歌した代表的な歌手の一人でもあります。今の時代からするともう大昔といってよくて忘れられていく人でもあります。
代表的なヒット曲として ” Slowly "、 ” Wondering “ などがありますが、当時のものを聴くとスチールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)を多用したド・カントリー(ど・演歌という時のドです)といってもよくて、それでもまあメロディーラインがきれいな曲はなかなかいいな・・・というのが私の感想。🤣私は昔デッカレコード社のカントリー歌手シリーズの中で1枚だけ日本盤を買ったけど まぁそれで十分かな…とも思った。あとは たまたま超安価になってるレコードに出逢った時にパラパラと買ったくらいで、そんなに好きというほどの歌手ではありませんでした。
今日のレコードもそんなたまたま物で廉価の Vocalion Rcord 社のものがさらに安くなっていたもの……でもいいことがひとつあった、それは ” テネシー・ワルツ “ が入っていたこと。彼が歌うのって珍しいと思う……元々あくの強い歌いシャウト唱法なので。でもここではカントリーピアノを伴奏に丁寧に歌っている…これだけでも目っけものでした🤣
因みに私が初めて聴いた Webb Pierce の曲は ” I Saw Your Face In The Moon ” という曲でオムニバスレコードに入っていた1曲でした。ウェブ・ピアスの駆け出しのころの曲らしい。
Webb Pierce はルイジアナ州出身で1926〜1991年(64歳で没)
米国盤 Vocalion Records Vl-1666
(1)Hideaway Heart (2)Strong Chain Of Love (3)Poison Love (4)I'm Walking Behind You (5)Gotta Travel On (6)Walking The Streets (7)Tennessee Waltz (8)Whirlpool Of Love (9)How Do You Talk To A Baby (10)Honey(Open That Door)
ちょっと余談……かなり昔NHKの日曜日FMラジオで故 水野祐二さんがDJの「フォークカントリーの世界」という番組があってウェブ・ピアスの曲が流れたことがあった。その時にエルヴィス・プレスリーもありました。プレスリーがまだ駆け出しの頃ウェブ・ピアスの出番のすぐ前のステージでエルヴィが人気を独り占めにしてしまったのでウェブ・ピアスが怒ってエルヴィに怒りをぶつけた……みたいな状況があったという話を聞いて僕はウェブ・ピアスが嫌いになりました…みたいな話をされていました。それほどエルヴィのインパクトは凄かった…とうだけの話なんですけどね🤣
最近は各界で亡くなる人が多くて 私が若い頃から知っていた人たちの訃報にばかり目がいってしまう・・・ゆっくりだけど確実に時代が変わっていくのを実感する
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