西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

令和2年4/25(土曜日)

2020年04月25日 | 懐かしのカントリースター

  

Buck Owens のCDを聴いた 

博多での半日の仕事が終わって家に帰りゆっくりとくつろいでいる時にこのCDを聴いた。コロナの影響で病院に来る患者さんはいつもよりかずっと少なくなっている。今は外来患者さんのリハビリを中止しているせいもある・・・いつも来るようなお馴染みさんも来ないほどだから。 

さて、自分にとってバック・オウエンズは理想的なスタイルの Country Music だ、もう一人あげるとすればチャーリー・プライドね。今は昔のカントリー歌手になってしまいましたがサウンド的には今でも好みなんですね・・・自分が真にカントリーらしいカントリーという時に掲げたい歌手。 聴いていて元気が出てくるというかやる気を起こさせるようなCountry Sound なんですね。特にバック・オウエンズはそう。

米国盤CD SundAaZed-SC 6042 Buck Owens  日本盤 TOCK-6651 Buck Owens  Under Your Spell Again

(1)Above And Beyond  (2)Second Fiddle  (3)Tired Of Livin'  (4)I Gotta Right To Know  (5)Excuse Me (I Think I've Got A Heartache) (6)I'll Give My Heart To You  (7)Under Your Spell Again  (8)My Everlasting Love  (9)Take Me Back Again  (10)’Till These Dreams Come True  (11)What The Fools  (12)I'll Take A Chance On Loving You  (13)High As The Mountains  (14)Nobody 's Fool But Yours  

今の時代にも素晴らしい正調派のカントリー歌手は沢山います、でもね バック・オウエンスのサウンドとはちょっと違う。今日のアルバムはBuck Owens のキャピトル・レコードからのデビュー盤です。もちろんバックはレコード時代だけだからその復刻CD盤というわけです。 

Buck Owens の全盛時代はアメリカで新譜が出るとすぐに日本盤も出るという具合だったけれど、僕のような団塊世代にとってはLPレコードはまだそんなに買えない時代だったですね。日本ではアメリカンフォークやビートルズなども同時期に重なっていたので音楽的にはとてもラエティーに富んだ時代・・・だからバック・オウエンスが好きという人は純粋にCountry Music が好きという人に限られていたと思います。 

ジャケットを2枚載せましたが最初ののがオリジナルLPレコードのもので2枚目ののは日本向けだけに出されたCDです。Buck Owens はキャピトルレコード時代が終わると何故かわからないけれど全くといっていいほどレコードが手に入らないようになりました、契約問題がこじれてバック・オウエンスが自分のレコード音源を買い取って出さないようにした・・・とかの憶測があったりもしましたが詳しいことは不明。 あれだけ一世を風靡したBuck Owens 、私もレコードを買いたくても中古盤でさえ手に入らないという時期が長~くありました。 そんな渇望時代に1991(平成3)年だったかなあ?日本だけで彼の全盛時代のLPレコード10枚分が復刻CDとして発売されたんですね・・・私は嬉しくて嬉しくてかなり無理をして10枚ともいっぺんに買いました。 

デビュー盤はジャケットが変えられていますが何かある意図があったのかもしれませんが・・・デビュー盤の絵のオリジナルジャケットの人物がどうもバック・オウエンズに似ていないからなのかな? でもそんなことはどうでもよかった、とにかくデビュー盤がCDで聴けることがとても嬉しかったですよ。オリジナルジャケットのCDは最近になって中古で買いましたが、2曲ボーナス曲が入っていました(13)と(14)です。 

1曲目の”Above And Beyod” は有名なカントリー作曲家ハーラン・ハワード 作で軽快なスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)それに歯切れのよいドラム(あまりうるさくない)と絶妙のデュエットで通されるこれぞBack Owens という曲。Ralph Mooney が弾いているというペダルスチールギターがいいなあ。同じウエストコースト派カントリーでバックよりも先輩のウィン・スチュアートが歌って有名になった曲のはず。(2)Second Fiddle も曲調がよくてスチール、フィドルのほかに玉を転がすようなホンキートンクピアノも入っています・・・いいなあ。もちろん(7)Under Your Spell Again  も佳曲・・・・という具合で、通しで聴くとはじめはどれも同じような曲にきこえるんですが聴きこんでくるとそれぞれの曲の良さが判ってきます・・・バックの盟友だったDon Rich とのカントリーデュオも雰囲気を出しています・・・今では懐かしいサウンドだけど決して色あせない正調カントリー 

コロナ騒ぎで気分低下気味だから気分転換に、元気のために!

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2 コメント

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おはよう御座います。 (SHANE)
2020-05-07 04:17:18


ハンク秋山様、おはよう御座います。大変御無沙汰をしております。

久し振りにブログ記事を拝読させて頂きました。どうも有り難う御座います。

Buck Owensは本当に名曲が多いですね♪
現在愛車のJVC12連装CDチェンジャーに貴重な輸入版2枚組の2枚を入れておりますが、何時聴いても元気を貰っております。特に走行中は堪らない高揚感を覚えますね!

2005年10月位だったと思いますが、ラジオ深夜便の室町澄子アンカーの紹介で初めて聴いてファンになりました。

処で現在日本全国大変な状況になっておりますが、新型コロナ・ウイルス感染には十分御注意下さいませ。どうぞ、穏やかな佳き一日を。

※早朝よりコメントを失礼致しました。

SHANE


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Buck Owens 2 (ハンク秋山)
2020-05-08 07:20:23
Shane様コメント有難うございました。私のブログも最近は滞り気味です・・・書きたいことが沢山あるのですが気力がついていかなかったりで気まぐれになっています。 Buck Owens のカントリーから元気と高揚感をもらっているとのこと私も同感です。彼のバンドThe Buckaroos にはいつも優秀なスティールギター奏者がいてバックの歌を盛り上げてくれていましたね・・・大好きです。 ラジオの室町澄子アナはたしか大のカントリーファンのはずですよ。女性でカントリーが好きという人がいたらそれだけで好きになってしまいそうです(smile) この数日Buck Owens をよく聴いています  また訪ねてきて下さい
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