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西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン(ジョニー・ブッシュ)

2020年10月19日 | 懐かしのカントリースター

懐かしのカントリー&ウェスタン(70)

 

Johnny Bush (1) 

日本盤 キングレコードGT-6016 Johnny Bush & Mell Tillis 

(1)What A Way To Live  (2)Bottle Bottle  (3)Tonight We Steal Heaven Again  (4)You Ought To Hear Me Cry  (5)Life Turn Her That Way  (6)Danny Boy  (7)Stateside* (8)Wine*  (9)Apartment#9  (10)Lonely Street  (11)Tinight I'm Going Home To An Angel  (12)I'll Go To A Stranger   *印はメル・ティリスが歌う

米国盤 Stop Records-10014 Bush Country 

(1)Jim, Jack And Rose  (2)I'll Go To A Stranger  (3)Daddy Lived In Houston  (4)It's All In The Game  (5)Statue Of A Fool  (6)Funny How Time Slips Away  (7)My Cup Runneth Over  (8)Tonight, I'm Going Home To An Angel  (9)The Wrong Side Of The World  (10)All I Have To Offer You Is Me  (11)Wine Me Up  (12)I Miss You Already

往年のカントリー歌手ジョニー・ブッシュ(1935~2020年テキサス州出身)が亡くなったという情報に接しました、85歳だったとのこと。もう私にとっての ” 懐かしの ” といえるようなカントリー歌手はほとんどいなくなってしまいましたが日本では有名ではないですが数少ない生き残りの人でしたので採りあげました。

1枚目のレコードアルバムは1975(昭和)年に発売された初めての日本盤です。色々な昔のカントリー歌手、ブルーグラス音楽に焦点を合わせての廉価盤シリーズでしたので、その一環としてジョニー・ブッシュが登場したというわけです。当時は時節柄 正調カントリーと呼べるカントリーが少なくなっていた時期でもあったので共に正調派であったメル・ティリスの2曲を加えて発売されました。 

私はこのレコードで初めて Johnny Bush を知りました。世代的にはウイリー・ネルソンと同じで、2人ともレイ・プライスのバンド The Cherokee Cowboys に在籍していた頃があっていわゆる戦友といえる中だったようです。 

ここで聴かれる歌はまさにそのレイ・プライスがやっていた正調カントリーそのものといってよく、スティールギターにフィドル(カントリースタイルのバイオリン)やホンキートンクピアノが大活躍してジョニーのシャウトする歌唱が相まって本来のカントリーミュージックの良さ、雰囲気が横溢するものになっています。思わずカントリーはこうでなくちゃーと言いたくなるほど(smile) ジョニー・ブッシュの声質は師匠ともいえる Ray Price にそっくりで間違えるくらいに似ています。このLPに2曲入っている Mel Tillis のスタイルにも似ているところがあります。 

私はジョニー・ブッシュは朗々と歌うミディアムテンポのカントリー・バラッドに良さがあるかな・・・と思っています。(2)Bottle Bottle とか(4)You Ought To~、(6)Danny Boy 等です、でもスイングするようなアップテンポの(11)Tonight I'm Going Home~のような曲も素敵です。 

この人、” Whisky River ” という曲だけで覚えられている感じがしますが、なかなかどうして オッと思わせる曲が多々あるようですよ。亡くなったのは残念ですがこれも時代ですね 

2枚目のレコードはStopというマイナーレーベルのもので、私ののはジャケットに穴をあけて廉価版としてガラクタ同然に売っていたものを200円くらいで買ったもの。1~2回しか聴いていなくて彼の訃報に接して聴きなおしてみました・・・そんなに有名な曲はないけれど前のレコードと同じように正調カントリーの良さにあふれるものでした。派手さはないけれど地道にわが道を行くみたいな人が True Country と言えるんでしょうね。

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