西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン -161-( ハンク・ウィリアムズ 3)

2011年01月01日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
謹賀新年(2011、平成23年)
Hank Williams (3)

米国盤 Poly Gram Records 827 568-1 Y-1 Hank Williams Memorial Album ( 原盤は MGM Records E-3272 )


(1)Your Cheatin' Heart  (2)You Win Again  (3)Cold, Cold Heart  (4)I Could Never Be Ashamed Of You  (5)Crazy Heart  (6)My Heart Would Know  (7)Settin' The Woods On Fire  (8)Hey, Good Lookin' (9)Kaw-Liga  (10)Half As Much  (11)Move It On Over  (12)I'm Sorry For You, My Friend


カントリー・ミュージックファンの中には1月1日にはハンク・ウィリアムズのレコード乃至はCDを聴く・・・・・という人達がけっこう居られると思います、私もその口です。1953(昭和28)年の1月1日に車のバックシートに横になったままで亡くなった・・・というおよそカントリーミュージック界の花形スターとしては考えられないような ほとんど孤独死に近い状態だったこと、29才と若かったこと、数々の印象的なヒット曲(そうでなくても)を残したこと-などと相俟って伝説となっていったのもうなずけるものです。 僕自身がハンクについて感じるのは-数々の名曲もそうですが Hank Williams ほどマイナー調の曲の似合う歌手も珍しい-と感じることです( ” Ramblin' Man ” のような)。

ハンクの歌は年の始めに聴くには・・・・” 年の始めだ~今年も頑張るぞ!!”・・・というにはどうもそぐわないのですが 何故か聴いてしまうーという不思議なところがあります。やはり1月1日(お正月)未明に亡くなった Country Music Legend ということが効いているんでしょう。 ところでこのレコードは何度目かの再発売レコードで ほとんど聴き慣れた曲が大半ですが、普段はハンク自身のものはなかなか聴かないことが多いので久し振りに聴いてみるとやはりいいなぁ と感じます。 去年は昔のハンクのラジオ放送用のアセテート盤が残っていたものが大量にCDで出されたりして話題にもなりましたが・・・・・私はまだ聴いていないので判りませんが ”ハンクがこんな歌を・・・・” というのもあるようで楽しみにしているところです(まだ高いので買っていません)。

長い解説が書いてある中から最後のところだけを訳して(補足も加えて)載せておきたいと思います・・・・・・・「 歌手としてのハンクの才能は圧倒的だというだけではまるで不十分であるかのように 20世紀の偉大な Song-writer のひとりとしてみなされています。彼がMGMレコード社に録音した曲のほとんどは彼自身の作詞作曲になるものでした。そして、カントリー界では彼の曲が Roy Acuff(1903~1992 テネシー州出身 )、 Marvin Rainwater(1925~現在 カンサス州出身 )、 Hank Snow(1914~1999 カナダのノヴァ・スコシア州出身 )、 Molly O'Day( 女性歌手 1923~1987 ケンタッキー州出身 )、 Rome Johnson(1916~1993 ケンタッキー州出身 ) といった歌手達によってとりあげられました。しかし、こうした数々の歌の成功は ”hillbilly ”market だけにとどまりませんでした。 ハンクが初めてレコーディングした曲の多く・・・・・例えば ”Hey, Good Lookin' ”、” You Win Again ”、”Settin' The Woods On Fire ”、”Jambalaya ”、”Cold, Cold Heart ”、”Half As Much ”、”Lovesick Blues ”、” Your Cheatin' Heart ” などは ” Pop ”畑でも大ヒットとなりました。 Joni James 、 Frankie Raine 、 Jo Stafford 、 Tommy Edwards 、 Tony Bennett、 Guy Mitchell といった人達のレコーディングです。」・・・・・・と。

Hank Williams については語り尽くされているので省略、カントリー歌手によるハンクの曲のカバーは新旧とりどりあって、これからも絶えることはないと思います・・・・・・私は先のポピュラー歌手達のものを是非聴いてみたいです。

2011(平成23)年の ”懐かしのカントリー&ウェスタン ” のスタートを Hank Williams できります・・・・・今年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 懐かしのカントリー&ウェス... | トップ | つれづれに(平成22年最後... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハンク・ウィリアムスを歌う」カテゴリの最新記事