西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

西部劇の本 ( 荒野の決闘 )

2016年02月01日 | 西部劇の本
  
荒野の決闘 / My Darling Clementine 郷愁の諸相
著者:青木 利元  東京図書出版 2016(平成28)年出版

 
(H28.)2/1博多での仕事が終わって天神のジュンク堂書店を覗く、スチールギターの教則本を買う目的で行った。音楽・映画関連の場所に行くとこの本が目についたので教則本はそっちのけで即買いとなった。「 シェーン 」、「 真昼の決闘 」 に続く第3弾です・・・・発売されるとは聞いていましたがいざ手にとってみると私個人的にはやはり心躍るものがあります。鹿児島への行き帰りに新幹線の中で読もうと思って・・・でもその前に DVD で「 荒野の決闘 」を再見してみました・・・ウン、やはり西部劇の名作であることを実感・・・・・白黒映画ですが心の琴線に触れるというか、やはりジョン・フォード監督の手腕が光っています。 

この本は1881(明治14)年にアメリカ西部で実際にあった事件を基にジョン・フォード監督が自在に作り変えて作った西部劇映画「荒野の決闘」のストーリーを逐一追っかけて描写してあります。それと同時に、その場面場面での登場人物たちの心の動きなどを詳しく述べてあります。おまけに映画に出てくるワイアット・アープやドク・ホリデイといった実在した人物の生い立ちとか最後とかの史実に基づいた実像話や、映画に出演した俳優たちの話などのこともちりばめて述べられていますので読んでいて実に楽しくなってくる本です。
ところで、著者が見たこの映画の記憶では「白黒」映画ではなくて「白青」映画として脳裏に焼きついている・・・・・との記述がありました。草原の砂地も青、町のかなた、地平線の上に広がる空も雲もブルーであった・・・・・とのこと、それがある人から おそらくプリントの傷みを隠すための処置として画面全体を淡いブルーにしたのではないかと思われます・・・との解説を得てなるほどと思ったとのこと。丁度トップに揚げた3枚目の写真のように写っていたということなんでしょうね。 
 
本の中に面白い表現のところがあります・・・・・「 フォードには有名な逸話がある。歴史を作り話に変えてしまうという非難を受けると、フォードはいつも ”あなたは本物の歴史をお望みですか、それとも本物の映画をお望みですか ” と答えていたという。彼は史学よりも美学を重んじたのである 」・・・・・というところ、私もホントにそんな感じだなぁと思いますね。 
      
アメリカ西部や西部劇映画に興味を持っている人たちには面白いこと請け合いです・・・・・私はそれこそ一気に読んでしまいましたが、読む前にDVDで「 荒野の決闘 」を見ておいてよかったな-と思いました。今は廉価なDVDのほか、2枚組の正規版( フォードが公開したがっていたものに近い??別バージョンのものを含む ) とかたくさん出されているので簡単に見ることができます。私は「 荒野の決闘/特別編(2枚組DVD)」と500円DVDだけが正規の値段で買って残りは全部 Book Off とかで200~250円で買ったもの・・・・・ひとつあればいいだろうと思われるかもしれないですがジャケット違いだったり、コーヒー一杯の値段にもならないくらいべらぼうに安かったりすると 訳の字幕が違っているかも・・・・と思ったりしてつい・・・・というところ。白黒画像はどれも大差ありません。 
 
最後に、自分がもしこの映画に出演できるとしたらどの役がいいかなあ・・・・と想像したら、弟のモーガン・アープ(ウオード・ボンドがやっている)です
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