西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

旅とカメラ・・・皆な同じ方向(笑)

2024年04月11日 | つれづれに

旅とカメラ

司馬遼太郎さんの ” 街道をゆく ” のある巻を読んでいたら、めったに写真機を持ち歩かない司馬さんが珍しく持参されて自分の頼りない記憶だけに頼るのではなく写真に撮っておこうと思われたらしい……ところがその後で ” 旅の中に身を置くということは自分自身が感受性のかたまりであることを必要とするのに、写真を撮ることに気をとられて自分自身の感度が二割ぐらいしか作動していないことに気づいた "……とあった。 私は " わかるわかる "…と司馬さんのその表現力に瞠目&賛同🤣🤣 例えば、お祭りがあって御輿が出たりあるいは大谷選手が記念のホームランをかっ飛ばそうとする場面に出くわした時などにその場にいる人達が揃いも揃って携帯をかざしカメラ撮影に気を取られてお神輿の動きやホームランの瞬間を自分の目に焼き付けるのではなくてカメラを通してしか見ていなかった…みたいなことかなぁ…せっかくの感動を半分くらいしか実感できていないなんてことをいうのでしょう🤣 何かあると皆んなが一斉に携帯をカメラにして向けている場面に出くわすことがよくあります…これって はたから見ると滑稽な風景でもあります🤣🤣 改めなきゃなぁ 

<ひとこと> ” 瞠目 ” なんて今どき使わない表現を使ってみた・・・これは故 池波正太郎さんのエッセイを読んでいると氏が良く使う言葉の影響だ。要するに ” びっくりして目をぱちくり ” という状態を表しているのだろう

*かろうじてまだ頑張ってます 桜🌸🤣

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