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西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

昔の本「カントリー&ウェスタン誌」

2021年09月28日 | 懐かしのカントリースター

 

懐かしの「カントリー&ウェスタン誌」

色々と雑誌や本の整理をしていたら懐かしい「カントリー&ウェスタン誌」が出てきた……ついつい読み耽って作業進まず🤣 Country Music が好きで情報がない中で唯一の情報源だったから読み込んだものだった。思い入れがあるとなかなか捨てることができないな。捨てるくらいなら好きな人に譲りたい気持ちの方が強い。表紙がマーティ・ロビンス……なおさら捨てられないや🤣

マーティ・ロビンスは音楽の幅が広いから彼の純カントリースタイルを聴きたいとなるとアルバムを選ばないといけないけど、スチールギター(時にフィドル=カントリースタイルのバイオリンも)を伴奏に歌う時のマーティ・ロビンスはホントにカントリーを聴いているんだ〜という気分にさせてくれるから最高なんです♪ この「カントリー&ウェスタン誌」にはマーティが成功するまでの小史が載せられています……こうした出版物をみるとまた改めて彼のカントリーを聴いてみたくなるきっかけになります😁 

今はとっても便利な時代で上記写真(正調カントリーです)のように昔のアルバムが2~4枚分を1枚のCDに収めたものが出ていたり、You Tube で画像が見れたり・・・です。でも私は1枚のLPレコードで聴く10~12曲くらいが丁度よいと思っていて、昔の歌手はレコードで聴きたい派です。

Marty Robbins (1925〜1982年 アリゾナ州Glendale生まれ) 

しばらくしたらもとの5/23のところに戻す予定

 

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懐かしのカントリー&ウェスタン(ビル・モンロー5)

2021年09月17日 | 懐かしのカントリースター

懐かしのカントリー&ウェスタン (ビル・モンロー5)

 

米国盤 Harmony Records HL-7338 The Original Blue Grass Sound  

(1)Little Cabin Home On The Hill  (2)I Hear A Sweet Voice Callings  (3)Will You Be Loving Another Man  (4)When You Are Lonely  (5)Wicked Path Of Sin  (6)I'm Going Back To Old Kentucky  (7)It's Mighty Dark To Travel  (8)Travellin' This Lonesome Road  (9)Little Community Church  (10)Molly And Tenbrooks 

このレコード、私が若い頃にはとてもお目にかかるようなレコードではありませんでした。ブルーグラスミュージックの父 Bill Monroe の米コロンビアレコード時代の録音集で後世に残る有名曲が沢山収録されているものです。Columbia Records社の子会社Harmony Records 社からの発売で随分古いものです。 いつの頃かは忘れたけど中古レコード屋さんの雑多な中に混じっていて500円くらいで買ったもの。ジャケットもレコード盤も使い込まれていたけれど音はまあまあだったので嬉しかったものでした。 

既に日本盤のベスト集みたいなものが発売されてはいたもののやはりアメリカのオリジナル盤となると特別・・・という雰囲気がありました。ジャケット写真もさりげない田舎の風景で、カントリーやブルーグラスには似合いそうなもの。 

ビル・モンロー御大が率いる The Bluegrass Boys のメンバーに若き日のレスター・フラット、バンジョーのアール・スクラッグスの他にマック・ワイズマン等が在籍している時代のもの。Bluegrass Music 草創期の音とも言えて、音に緊迫感がみなぎっている感じがいい。Bill Monroe のマンドリン、L. Flatt のえも言われぬボーカル、Earl Scruggs の一分の隙もないバンジョーテクニック等々素晴らしい。 

ブルーグラスはこの時に完成されたんだなあ・・・と今更ながら実感できるレコードでした。モノラル録音なんだけどそんなこと何のそのハングリー精神の横溢したブルーグラスの原点には現代からでもうならされます。いい録音状態のものもCDなどであると思うけど わざわざレコードで聴く楽しさはまた別ね! 

裏ジャケットも解説なんかなくて他のレコードの宣伝だけで安上がり仕様(smile) 

久し振りに聴いてそれまで気にも留めていなかった(4)When You Are Lonely という曲に魅了されてしまった

しばらくしたら5/10に戻す予定

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ドン・ウィリアムスをyou tubeで見た

2021年07月28日 | 懐かしのカントリースター

ドン・ウィリアムスをyou tubeで聴いた 

今の時代はホントに便利だなあ……私が若い頃はカントリー&ウェスタン音楽に興味があっても簡単にはレコードもない、買えない……など散々苦労したんだけど今はスマホがあれば何でも簡単に探して聴くことができるんだもんなぁ。映像だって見ることができる……レコードはおろかCDやDVDも必要がなくなるはずですね。 

Don Williams を you tubeで見つけて聴いた……私の中ではDon Williams とくれば " You Are My Best Friend " という曲に決まっている。彼のカントリーソングはよくレイドバックカントリーと表現されていた……長い間どういうことかなあと思っていた。自分なりには " ほのぼのカントリー " だと思っている。何曲も聴くとかったるく感じますがそんな時には他の歌手を聴けばいいだけ、ドンの良さは変わらない(^^)

もう1曲題名が出てこないけど " Coffee black, cigarette〜 " で始まる曲も気に入っている

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面白いアメリカのマイナーレコード(Camay Records)

2021年04月28日 | 懐かしのカントリースター

面白いアメリカのマイナーレコー(Camay Records 2)

私はアメリカの西部開拓時代とかカウボーイソングに興味があって本、レコード、映画(西部劇)などその方面の事柄が私のブログの根幹になっています。相当な昔にアメリカのあるレコード屋さんから安い中古レコード(ホントに超安物)ばかり買っていた時代がありました。船便で約3ヵ月かかる時代、しかも届くとまずは門司税関から電話がかかってきて"いくらで買ったのか?"と問いあわせがくるんですね……税金がかかるてわけです。いつも25枚くらいまとめ買いしていると60ドルくらい、業者さんが5枚くらい無料でおまけをつけてくれるから合わせて30枚くらいになるんですが合計額が安いもんだから税関がホントにこの値段なのか確認してくるんですね🤣

今日のレコードはそんな風にして手に入れた一枚(爺さんが砂金取りの金おけを持ってるジャケット盤)

米国盤 Camay Records CA-3023  Wagon Train Nuggets / various artists

(1)Tex Williams(2)Cas County Boys(3)Elton Britt(4)Bob Wills(5)Tex Ritter(6)Wesley Tuttle(7)Merle Travis(8)Hank Fort     

Nuggets は金塊の意味ね(smile)

収録メンバーを見ると綺羅星のごとく往年のカントリースターが並んでいます。所属レコード会社を越えて収録されているようでホントかな……と思って聴いてみるとどうも正式な録音ではないようで、ラジオ録音かなぁ…という風に思われる(^^) 

このレコードは2010年3/14にカウボーイ・ソング27(安物なのにお宝3)として載せていますので参照して下さい

Camay Records をネットで検索してみたら似たようなレコードが載っていたのでジャケットだけ見て楽しく……てところ。きっとこれからも出逢うことはないだろうな

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面白いアメリカのマイナーレーベル(Coronet Records 1)

2021年03月23日 | 懐かしのカントリースター

面白いアメリカのマイナーレコード(Coronet Records 2)  

Coronet Records をネット検索で調べてみると1950’s~1960’sに発売された広範なジャンルにわたる安価なLPレコード群・・・とのこと。歌手やグループも有名どころから無名(Unkown artists)まで網羅していて安かろう悪かろうじゃなくて安かろう楽しかろうという感じがするなあ。まあ出逢うことがなくてもレコードジャケットを見ているだけでも楽しくなりそう・・・。 

私は American Cowboy Song に興味があってその手のレコードをコレクション(といっても少数ですが)していますが、そんなレコードがカントリー&ウェスタン、フォーク系のレコードと共に載っています。今の時代には感じられないデザインのジャケットが私好みでどんな感じの曲が入っているんだろうと想像しながらバーボンウイスキーを飲む・・・Smile  私が持っているのは右列に並んでいる3枚の中の真ん中のレコードだけ。中古で超安くてジャケット買いしたと記憶する・・・でも楽しめるものでした。曲名は下記のような具合……  

(1)Lonely River Rhine (2)One Is A Lonely Number (3)Banjo Polka (4)It's Not Wrong (5)Sunset (6)She's So Sweet (7)Love Pills (8)Oblivion (9)Too Many Blues (10)Empty Rooms  

音的にはスチールギターにホンキートンクピアノ、時にフィドル(カントリースタイルのバイオリン)らを伴奏になかなか渋いボーカルの典型的な昔スタイルのカントリーで決して安かろう悪かろうではないです。Banjo Polka のようなブルーグラス風な曲もあって楽しい

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面白いアメリカのマイナーレコード (Crown Records 1)

2021年02月05日 | 懐かしのカントリースター

 

面白いアメリカのマイナーレコード(Crown Records  1 ) 

米国盤 Crowns Records CST-430 Memory Of Cowboy Copas   sung by Joe Reagan

(1)Signed, Sealed And Delivered  (2)Phillipino Baby  (3)I've Got Use For Women  (4)Alabama Waltz  (5)Singin On Sunday  (6)Rainbow At Midnight  (7)Kentucky Waltz (8)Bad Man  (9)A Letter Edged In Black  (10)Red River Valley

もう大昔にどこかで出逢って買った安物レコードです・・・ただ ” Cowboy Copas " という名前だけにつられて買ったと思う。カウボーイ・コーパスはかの有名な ” テネシー・ワルツ ” を最も早い時期に歌ったことで知られているカントリー歌手・・・このレコード " Crown Records " なるマイナーレーベルのものでレコード盤質も裏ジャケットも粗末で解説もなくほかのレコードの宣伝だけ載っていて安っぽいけれど、歌ってる Joe Regan という歌手の唄とバックの演奏はなかなかの優れもので満足したのを覚えています。今回マイナーレーベルの記事を書こうと思って倉庫に眠っているところを引っ張り出してきました。改めて聴いてみてもやっぱりいい。 

Cowboy Copas そっくりの唄と演奏、古いスタイルのスチールギターにフィドル(カントリースタイルのバイオリン)、昔の素朴なカントリー&ウェスタンはホントに落ち着いて聴ける、こんな粗末なレコードでも心安らぐサウンドなんですね。 

Tennessee Waltz と Kentucky Waltz はカウボーイ・コーパス本人の歌唱で聴いたことはあるけれど ” Alabama Waltz " や アメリカ民謡の ” Red River Valley " 等は歌っていたのかなあ?と疑問・・・でもそんなこととはお構いなしにこのレコードに入っていて楽しめればいいかな。 マイナーレコードといっても侮れません めっけものだったなぁ・・・こんなところがレコード時代の楽しさなんですね

 

 

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面白いアメリカのマイナーレーベル (Sutton Records 2)

2021年02月05日 | 懐かしのカントリースター

面白いアメリカのマイナーレコード( Sutton Records  2 ) 

  

アハハ ジャケットだけは1流どころになっている Tributu Album・・・超マイナーレコードなので歌っている歌手はUnknown(誰かわからない)とかマイナー歌手だったりです。ホークショー・ホーキンス、カウボーイ・コーパス、ハンク・ウィリアムス、ジョニー・ホートンとくれば皆な往年の一流カントリー歌手だからBig nameにあやかってのチャッカリ拝借レコード・・・というところ。 

日本でもカセット時代に似たようなことがあって、歌謡曲でも”本人歌唱”と表示していないと間違って買ったりしてがっかり・・・なんてことがあったでしょうね。 

さて、Tributu Albumといっても 例えばハンク・ウイリアムだったら数曲彼の代表曲が数曲入っているものの残りは全く違った曲だったり(Red River Valley のような)してこれもご愛嬌ということなんでしょう・・・

今回も持ってもいないレコードのジャケットを見るだけの Window shopping  案外楽しいのです Jazz などの他のジャンルも面白いから見て見られたらいいですよ(^^)

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面白いアメリカのマイナーレーベル(Sutton Records 1)

2021年02月04日 | 懐かしのカントリースター

面白いアメリカのマイナーレコード  ( Sutton Records 1 ) 

 

私はカントリー&ウェスタン音楽が好きだったのでまだ若くてお金がない頃は安い中古レコードや名もない粗末なマイナーレーベルのレコードを訳もなく買っては聴いたものでした。中古屋さんの片隅に置いてあるゴミみたいな名もないものをホントに少しづつね・・・今思うと何の情報もなくてただ Country & Western とジャケットに書いてあるだけとか自分の五官だけを頼りに…といった感じなんです。 でもね、時代が進んでデジタル情報が進んで色々なことが簡単にわかるようになってみると何だか面白いレコードを買っていたんだなあとニンマリとすることがあります。 というわけで持っている何枚かのマイナーレコードのジャケットに載っているレーベル名だけを頼りにネットで調べてみたところ、ありましたありました。その結果が写真のような何とも魅力的なジャケット写真群になったのでした。

レコードそのものを持っていなくてもこうしてジャケット写真を見ることができて、収録曲が載っていたりするだけで何となく楽しくなるものです。いわゆる window shopping ね、地図だけ見て旅行した気分になるのと同じね。恐らくこれから一生出逢うことのないレコードたちなんでしょうけどね・・・・ 

面白いことにこのようなマイナーレコードはジャンルも豊富で名前の知れた歌手のほか歌手名が Unknown となっていているものも多々あります。ジャケットのデザインが絵を使ったりして面白く、メジャーレコード会社にはない楽しさがあり購買意欲を誘うようなものが多い印象です・・・。 

私は上記写真の中では「Gunfighter Ballads」「Red River Dave」の2枚だけ持っているのでそこから Sutton Records を調べてカントリー&ウェスタン系のレコードに絞って選択してレコードジャケットをスクリーンショットして載せてみました・・・レコード時代の楽しい遺産かな??

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チャーリー・プライドを聴く

2021年01月28日 | 懐かしのカントリースター

Charley Pride (3)  

米国盤 Camden Records CL-50032  The Incompatible Charley Pride 

(1)I'd Rather Love You  (2)Time  (3)Jeanie Norman  (4)Anywhere  (5)When The Trains Come In (6)Piroque Joe  (7)Was It All Worth Loving You  (8)Instant Loneliness  (9)This Highway Leads To Glory  (10)Time Out For Jesus 

本来のカントリーミュージックらしい Country を聴きたいと思った時、私はよくこのチャーリー・プライドを聴きます。特に初期の頃のチャーリーのカントリーは本当にGood’n Country だと思う。この Good'n というのは ” 真にカントリーらしいサウンド ” という意味を持っている・・・ということなんですね。ただ、自分にとっては・・・ということかもわかりませんが。  

チャーリー・プライドの Camden 盤は珍しいと思いますが、RCAビクターレコードの廉価盤ということなんだけど中身は全く正調カントリーで、スティールギター、ピアノそして時にフィドル(カントリースタイルのバイオリン)を主な伴奏に快調にあるいは朗々と歌うチャーリーのバリトンボイスは何故かとても癒される響きを持っています。 ドラムも派手にバタバタとしたドラムがなくていわゆるロッキンカントリーという感じではない ところがいいなぁ・・・落ち着いて聴ける。 彼が自分のバンド The Prides Men を持って歌っていた頃のチャーリー・プライドに何故かいま惹かれます。

(6)Piroque Joe  は珍しくケイジャンカントリースタイルのアップテンポ仕立て。ケイジャンというのはフランス系アメリカ人のことで Cajun Country という独特の分野もあるくらいです。フィドルの弾き方に独特の弾き方がありここでもそれが存分に発揮されています。私の好みは(1)I'd Rather Love You 、(9)This Highway Leads To Glory 。 sacred song といってもよい(10)Time Out For Jesus も素晴らしい このアルバムは全体的にそんなに目立った大ヒット曲が含まれてはいないけれど Charley Pride の正調カントリーの素晴らしさにあふれていると思う。  

今は彼のアルバムも初期のLPレコードが2albums とか 4 albums 含まれる1枚のCDになって出ているようです。 

新型コロナに感染して亡くなってしまったチャーリー Rest In Peace

 

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チャーリー・プライドが亡くなった

2020年12月13日 | 懐かしのカントリースター

チャーリー・プライド が亡くなったんだね 

日本盤 Victor レコード SHP-5681 Country Charley Pride  

(1)Busted(打ちのめされて/ジョニー・キャッシュ) (2)Distant Drums(遥かなる太鼓の響き/ジム・リーヴス) (3)Detroit City(デトロイト・シティ/ボビー・ベア) (4)Yonder Comes a Sucker(ジム・リーヴス) (5)Green, Green Grass of Home(想い出のグリーングラス/ポーター・ワゴナー) (6)That's the Chance I'll Have to Take(これがチャンスだ/ウェイロン・ジェニングス) (7)Before I Met You(君に逢う前/フラット&スクラッグス) (8)Folsome Prison Blues(フォルサム監獄のブルース/ジョニー・キャッシュ (9)The Snakes Crawl at Night(へびは夜這う) (10)Miller's Cave(ハンク・スノウ) (11)The Atlantic Coastal Line  (12)I Know One(ジム・リーヴス。米国盤ではGot Leavin' on Her Mindが収録) 

往年の黒人カントリー歌手チャーリー・プライドが新型コロナウイルスのために亡くなりました・・・新聞記事で知りましたが、大好きな歌手だったのでとても残念です。 

若い頃はプロ野球選手を目指し、オフシーズンに大好きなカントリーを場末の酒場で歌っていたという彼。たまたまカントリーの大物歌手レッド・ソヴァイン(日本ではあまり有名ではありません)の耳に入ることになってナッシュヴィルに誘われ、Chet Atkins や Jack Clements といったプロデューサーに紹介されてプロデビューしたという経歴を持っています。カントリーミュージックが白人の音楽といわれていた時代なので始めの頃は黒人であることを隠して売り込んでいった・・・といわれています。

歌の上手さは抜群で、深いバリトンボイスで歌うカントリーを聴くとホントになるほどなぁ・・・と納得するものがあります。 

今日のレコードは1966(昭和)年に発売されたチャーリー・プライドのデビューアルバムです。日本では1968(昭和)年に発売されていますが、遅れた分最後の12曲目の唄がヒット曲 ” I Know One ” に差し替えられています。 私は後年になって中古で買いました。

1960年代のアメリカといえばまだ人種差別が激しい頃だったのでチャーリーのデビューにあたっても本人にしか解からない苦労が数多あったのではないかと想像します。いじめ、嫌がらせとか当然あったことでしょう・・・彼のメンタル面の強さもあったでしょうが、亡くなった知らせにちょっと切ない気分。大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンのようにその道の開拓者に相当するのかもしれません。 

収録曲に大物カントリー歌手達のヒット曲のカバーが沢山(カッコ内)あるのもそうした人達にアピールすることでこの世界で受け入れられるように・・・といった願いが込められているようにも思えるのです。 

サウンド的にはスティールギターをフィーチャーした正調カントリースタイルです。チャーリーの声質が深みのあるバリトンボイスなので今聴いてもホントにいい歌手だなーと思えるのです。来日公演したこともあります・・・しばらくは Charley Pride を偲んで聴いてみたい。

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