銚子・角巳之・三代目

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海鹿島(あしかじま)

2023年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子電鉄の海鹿島(あしかじま)駅付近を通り掛りました。そして目の前にちょうど電車が
到着したところでした。銚子電鉄、今年で生誕100周年だそうです。この海鹿島駅は私が
通った小学校の学区で、この周囲の友人は毎日、銚子電鉄に乗って学校に通っていた...。

海鹿島駅から学校(清水小学校)のある、本銚子(もとちょうし)駅まで。僅か数㌔(数駅)
でありますが、電車通学の友人が羨ましかった記憶があります。当時の人口は約9万人...。
今より4万人も多い時代です。当然子供の数も多く、銚電の各駅も非常に賑やかでした。

海鹿島という地域はとても風情あり、銚子半島(沿岸)の中間あたりで、銚子漁港と景勝地
犬吠埼の中間地点。かつては本当にアシカがいたと聞きますし、昭和初期あたりまでは避暑地
として東京周辺から文人墨客が多く訪れ、様々な文学作品等の舞台にもなっております...。

国木田独歩が生まれ、竹久夢二が宵待草を詠んだところ...。作品の背景にある人間として何か
を感じ、心が揺さぶられたところであろうと思います(先人に思いを馳せて...)駅名に個人名
と思しきもの...(ネーミングライツなのかもしれません)。久しぶりの海鹿島駅でありました。