銚子・角巳之・三代目

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ハラスメントのこと②

2023年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

ひと昔前なら、漁船の上での出来事は不問...。そんな雰囲気だったかもしれません。幼少期
より私は漁業者と共に育って参りましたので“感覚的”に、この人たちはとんでもない世界に
いるんだなあ~と。暴言はもとより、間違いなく肉体的苦痛を伴っていたのだと思います。

ただし、海の上で(時に命を危険に晒しながら)仕事をするということ。この感覚は実際に
海に出て仕事をしている人にしか分からない。だから何をしても良いのか?と言えば、全く
そうではありませんが、漁業者は命を預ける船頭のことを優越的地位云々で捉えていない...。

ハラスメントの当事者は優越的地位にある者。要するに会社で言えば職務上位者が、業務の
適正な範囲を越えた(例えば公私混同まがいの)命令に服従、かつ継続して行われ相手が
苦痛を感じている...。感覚的にですが、そういう職場は雰囲気で分かるものです...。

船の仕事は究極のチームプレー。各々が責任を全うしないと全員が命の危険に晒されること
がある。良く観察していると一つの指標...“あいさつ” 船の職務上位者(船頭さんなど)に
乗組員が気持ち良く挨拶している船は相互信頼が強く...(続きは次回に)