銚子・角巳之・三代目

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遠因・近因②

2023年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

我が子をこれ以上苦しませたくない...。また死骸を放置すると死体の尊厳が損なわれるだけで
なく他の肉食獣が味を覚えてしまい、仲間を危険に晒してしまうのだそうです...。何とも残酷
な話ですがこれは自然の摂理...。また、川を渡り損ねた子象はワニに食べられてしまう...。

親象は現場に急行し、子象を襲ったワニをこれでもか、これでもか...と3㌧を越える巨体で踏み
潰す。もう死んでしまっているワニを更に踏み潰す姿、そこにあるのは穏やかな草食獣ではなく、
無慈悲な怪物の姿...。そのワニの死骸も他の肉食獣がかっさらう(生きるために食べる)

ライオンは肉食獣。獲物を食べないと死んでしまう。ワニのテリトリーは水辺。水辺はその“地域”
に住んでいるものにとって命を繋ぐに不可欠の場所。それぞれの居場所、立ち位置、本能、習性
そしてそこに至る遠因(間接的な原因:復讐)から近因(直接的な原因:空腹、排除)まで...。

“うねり”の写真から遠因ということが想起され、野生動物の姿に飛躍して参りました。人間の世界
でも、全ての現象には因果があるものです。近因というのは比較的見付けやすいですが、遠因と
いうこと...。知らず知らずに...ということ多々あると思います(続きは次回に)