銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

集結中③

2021年12月08日 | 日記・エッセイ・コラム

集結中の巻き網船団が連日、大量の魚(サバ)を積んで入港⇒水揚げを行っております。ここ
10年くらいの風物詩...。入梅時期のイワシが終わり、束の間の休みを経て、秋にサンマが
空振りでも11月末~12月に掛けて、怒涛のサバ水揚げで年間水揚げ量が増大する...。

水産物の水揚げ統計は、1月~12月の水揚げ総量を示すもので、決算(4月~3月)とは
若干数字が変わるのですが、年間の水揚げ量の推移を見る指標の一つとして捉えられており
ます。今年も12月末辺りに速報値が出て、来年1月の発会式(仕事始め)には数字が見える...。

銚子は、その統計に従うと10年連で水揚げ量日本一である。これは事実でありますが昨今
地域内でもこの数字に意味はあるのか?と言う声が大きくなっているのも事実...。基本喜ば
しいことでありますので、水を差すようなことを言うもんじゃない...。これも分かりますが...。

量の反対を質とした場合、この日本一の水揚げ量に比した質が保たれているのか?という声、
これは健全な事だろうと思います。追い込みをかけているサバ漁の船籍を見ると、銚子以外
が殆ど...。俗に天地人と申します。眼前に豊かな漁場があること感謝なのですが(続きは次回に)