銚子・角巳之・三代目

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緩衝地帯①

2019年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム
緩衝地帯(かんしょうちたい)...。横文字で、バッファー・ゾーンなどと...。
硬いものと硬いものが直接ぶつかると、どちらか割れる、あるいは両方割れる、
割れなくてもヒビが入ったり、不具合を生じる...。だから中間に柔らかいスポンジ
などを。貴方の仕事を端的に表すと何ですか?と最近よく問われるので、私は言うならば、
関節と関節の間の軟骨...。腰の椎間板...。高速回転と低速回転の間の変速装置...。
より分かり難くなったでしょうか...。ただお気に入りの例えで...。見えないところに
ある、小さなものだけど、ないと困る。小指の先ほどの小さな軟骨や、椎間板...、
なめていると大の男がのたうち回るほどの痛みと、歩行困難に。変速装置がなければ、
歯車は壊れる。これまた困る...。総合すると緩衝地帯の役目である...と。回りくどい
表現、ご容赦を。なぜここで、緩衝地帯という事を持ち出したかと言えば、最近私の
周囲でこれまた良く聞く言葉であるからです。駅前に大量のムクドリや民家に熊、サル出没...。
こんな報道も多くなりました。これは人間の居住区と、野生動物の居住区の中間に存在していた、
里山等の緩衝地帯が無くなって来たのも一つの原因のようであります。然らば、自らの仕事の
存在理由を再確認するため、この緩衝地帯に付いて考えてみよう...。そう思ってしまったので
掲載しました。続きは次回に。