銚子・角巳之・三代目

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エフェクト!

2019年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム
エフェクト...。効果、影響などと訳され、最近は特に、アマゾン・エフェクトなどと、
アマゾンの快進撃による、既存産業・店舗などへの様々な影響を指して使われる場合が多い
ように思います。先日の日経(一面)にも、アマゾン・エフェクトの猛威、米国の小売業、
3年で1万店舗減少...という衝撃的な記事がありました。アマゾンの快進撃は、ひとつの
企業の躍進に留まらず、世の中の仕組みや制度、はたまた人間の行動様式すら変えていく...と。
やはり、水が高いところから低いところに流れるように、便利なこと(もの)、こんなの
あったらいいな...、そういうところに人は移っていくものでして...。我々が仕事をさせて
頂いております、食品流通の現場でも、このこと毎回のように言われておりますが、だとしたら、
地元の魚屋さん、肉屋さん、八百屋さん...、はたまた昨日の街・中華のような個人店、
すべて駆逐されてしまったか?というとそうでもなく、むしろ“尖った”魅力の専門店や個人店、
今まで以上に繁盛されているようで...。大型店が来るぞ...反対だ。ネット販売...けしからん...。
何が時代の変革だ...云々と言う声も聞こえて参りますが、水が流れ始めてしまったら、それに
抗う術はなく、いっそのこと、これが時代と覚悟を決めて、流れに乗ってみるのも一考かと。
一番ダメなのは、抗うでも、流れに乗るでもなく、ただ漂う...だそうで。要するに自ら何も
決めないこと。写真、銚子大橋と小船...。この構図、時に銚子大橋が大きなものの象徴に見え、
小船がそれに立ち向かっていく様子に見えたりしています(感覚的に)でも、冷静に考えてみれば、
両者は敵対関係にあるのではなく、運ぶという一つの用途は似ているものの、それぞれ役割は違い、
相互に棲み分けし、居場所を得ているではないですか...。相変わらず分かり難い例えですいません...。