銚子・角巳之・三代目

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常陸(ひたち)牛

2008年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3394 地元の量販店で販売している常陸(ひたち)牛のリブロース....。常陸牛、茨城の銘柄牛であります。松坂、神戸、近江...いわゆる三大銘柄の他、山形、米沢、前沢、宮崎に鹿児島....、全国各地に銘柄食肉が沢山あります。水産物も野菜も、各地とも地元名産をメジャーにしようと躍起ですし、中には海外市場を目指すものも多数現れて参りました。日本の自給率39%、しかしながらこの数字にはマジックがある....。と。この数字はカロリー摂取ベース、金額ベースでは70%近いんだから心配ないという議論もあります。金払って買えばいいんだと。この部分に関してはもうノーコメント....。視点を料理とした場合、和食中心の食生活になれば自給率は70%台、洋食中心だと20%台、要するに和食中心のメニューにしていけば、まだまだ自給率向上は可能だと....。ないものねだりして無理に食肉を追わず(飼料の自給率は悲劇的な水準ですから....)、地域の魚、米、野菜中心に切り替えると食べ物は足りる....。人口も加速度的に減っている....。自給率低下の要因は諸説ありますが、所得水準の上昇と共に、魚、コメ、野菜から食肉、油脂中心の食生活に移行したこと。食肉、油脂の味は、人間の神経中枢を直撃し、その味が忘れられなくなる...。確かに、三代銘柄でなくとも、日本の和牛はもはや芸術の域....。常陸牛.....本当に美味い.....。間違いなく美味い、また食べたい.....。これまた不埒な文章でありました。和牛食べながら、食糧問題を....と言いながら、心中複雑でありました。