銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

コミュニケ不足....。

2008年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3313 偽装〇〇....、本人はそうとは知らずに、それを世間一般には“偽装”と言うんですよ....と言われて気付くケース....。偽装と言う表現が軽いなら、それは“詐欺”=犯罪ですよ....。と言われハッとする....。ここ数日、食肉関係者の皆さんから沢山連絡を頂きました。私も所属していた食肉業界で起こったこと....。本当は正しい事をしているのに、生々しい部分を開示したら消費が減退するのでは?という事で、情報を明らかにしない....。それが不信感の温床になる....。その不信感が自分達に不利な憶測を呼ぶ...。結論として、コミュニケ不足であった....正しい事してたのに....。としても後の祭り....。コミュニケ不足は怖いです。食肉関係者の方々の名誉の為に申し上げますと、現在の食肉生産、流通のレベルは世界最高に近い。衛生管理と言い、流通と言い、厳しい時代をくぐり抜けてきたが故であります。話は飛びますが....、そのコミュニケ不足、最近はメール依存症の方々が増え、大切な人間関係の重要な場面もメールで済ましてしまう方が多いんだそうです。“人間”対“人間”でシッカリと向き合ってきたつもりなのに、突如、メールで関係の終りを告げられる...。終りを告げられるならまだしも、終りなのかどうか?さえもハッキリさせない....。曖昧に逃げる...。故に憶測が入り、誤解を生み、それを放置して釈明さえしない....。狭い田舎町でこれが起こると大変です。どちらかが“消える”事でしか解決しない場面、多々見て参りました。そもそもメールは手段であって、生身の人間が“人間”として生きている限りにおいては、直接会って、意思確認。これ最低限度の礼儀かと。最近は、会社の座席が隣同士なのにも関わらず、目も見ず、口も聞かず、メールしたでしょ....と。こういうケースよくあるようです。人間同士なので、面白くない事も多いのでしょうが、自分の責任がゼロで相手が100%悪い事なんて殆ど有り得ない。重要な人間関係において、メール流してあとは放置....。これ如何なものでしょうか?重要な人間関係においては、直接会って話す。良く集まって、良く話す。それらを怠り、結果として自分に不利益な状況を甘んじて受けねばならない事になったとしても、それは自業自得という言うものですよ...と。以前、振り子の揺れと題して掲載しましたが、偽装〇〇の背後に、大きなコミュニケ不足があるのでは?と思っております。食品のケースで言えば、生産者と消費者のリスク・コミュニケーションの重要性が益々高まっております。ちゃんと話し合いしていればこんな事にはならなかったのに....。と言って退場させられた組織や個人のケースを見て参りました。本日も自戒の念を込めて....。