昨日「高校野球強豪校はどんな練習をしているか」という
雑誌というかムックを買ってきた。
帰りの電車の中で読み、その後は次男に渡したけれど、
なかなかおもしろかったよ。
学校ごとにいろいろ工夫して練習していたが
各校の監督さんが口を揃えて言ってることは「意識」「気持」だ。
どんなに厳しい練習をしても、どんなに長い練習をしても
「勝とうという意識」「自分に負けない気持」
「野球への真摯な態度と理念」
そして広い視野と周囲のことへの気配りがないと
いい選手にはなれないし、いいチームも作れない。
ただ試合に勝ちゃいい・・・というチームは真の強さは持てない。
かつて私は小学校~中学校のコーチもしていた。
この雑誌に書いてあることはうなづけることばかりだ。
「精神論」は昔から大嫌いだったけど、でも上記に加えて、
コミュニケーション能力や素直さも必要かなと思う。
そういう意味で部室の掃除だって、グランド整備だって、
あるいは挨拶や返事なども、野球との関係は大アリだ。
仙台育英や東北高校で何度も甲子園に行った名監督で知られる
現在の國學院大学竹田監督は、
全選手にグランドフェンスのペンキ塗りをさせるのだという。
それも選手達自身に気づかせる方法で。
それは「精神論」ではなく気持を育てているのだろう。
昨夜は母ちゃんがご飯のセットを忘れていた(^^; ため、
夕飯は中華料理屋での外食となったのだが、
そこで出会ったのがコーチをしていた時の選手だったヤツ。
高校では軟式野球をし、卒業後は就職したとのことだが、
昨日会った時は金髪の坊主頭であご髭を生やし、
眉も細く剃って耳や鼻にピアスをつけた腰パン姿。
ちょっと見はコワ面の兄ちゃんだ。
そいつが私を見つけ、ニコニコしながらピョコンとおじぎをする。
手招きし「久しぶり、何だか見た目オッサンだなぁ」と声をかけた。
「はぁ、すんません」とニコニコ。かわいいヤツだ。
「しっかり仕事してんのか?」「ハイ、面白いっす」
実は高校で硬式野球を続けて欲しかったヤツのひとりだった。
あのパワーと、体躯に似合わない柔軟さ俊敏さ、
そして持ち前の素直で人なつこい性格がうまく働き、
いい選手になると踏んでいた。
まして彼が通った高校は彼が3年の時の甲子園出場校。
惜しいことをしたな・・・。
最近話題になっているのが、
かつて日本を代表する4番バッターだった元近鉄の中村ノリ。
メジャーへの挑戦に夢破れ、
昨年はオリックスでプレーしたものの怪我から結果を出せず、
球団と自分の評価についてモメた挙げ句退団。
その時点で自分自身に過大評価を下し、欺瞞だったのだろう。
ところがどの球団からもオファーは来ない。
ようやく中日で今テストを受けさせてもらっているところだが、
髪の毛も黒く戻し、坊主頭で謙虚に頑張っている。
ここ数年とくらべると体も見違えるほど絞れ、出来上がっている。
はじめからそういう気持があれば、
オリックスでも、いやあるいはメジャーでも
きちんと結果を出せたかも知れない。
野球は技術やパワーではなく、気持ちが大事とのいい例だ。
逆に、運転免許を取り消されても運転を続け、
とうとう今年無免許で人身事故を起こして
オリックスから解雇された前田勝彦は気がつけずに終わった。
中村も前田も高校時代はお山の大将。
その頃に体ばかりではなく心も鍛えておかないと、
結果として社会にも迷惑をかけることにもつながるな。
雑誌というかムックを買ってきた。
帰りの電車の中で読み、その後は次男に渡したけれど、
なかなかおもしろかったよ。
学校ごとにいろいろ工夫して練習していたが
各校の監督さんが口を揃えて言ってることは「意識」「気持」だ。
どんなに厳しい練習をしても、どんなに長い練習をしても
「勝とうという意識」「自分に負けない気持」
「野球への真摯な態度と理念」
そして広い視野と周囲のことへの気配りがないと
いい選手にはなれないし、いいチームも作れない。
ただ試合に勝ちゃいい・・・というチームは真の強さは持てない。
かつて私は小学校~中学校のコーチもしていた。
この雑誌に書いてあることはうなづけることばかりだ。
「精神論」は昔から大嫌いだったけど、でも上記に加えて、
コミュニケーション能力や素直さも必要かなと思う。
そういう意味で部室の掃除だって、グランド整備だって、
あるいは挨拶や返事なども、野球との関係は大アリだ。
仙台育英や東北高校で何度も甲子園に行った名監督で知られる
現在の國學院大学竹田監督は、
全選手にグランドフェンスのペンキ塗りをさせるのだという。
それも選手達自身に気づかせる方法で。
それは「精神論」ではなく気持を育てているのだろう。
昨夜は母ちゃんがご飯のセットを忘れていた(^^; ため、
夕飯は中華料理屋での外食となったのだが、
そこで出会ったのがコーチをしていた時の選手だったヤツ。
高校では軟式野球をし、卒業後は就職したとのことだが、
昨日会った時は金髪の坊主頭であご髭を生やし、
眉も細く剃って耳や鼻にピアスをつけた腰パン姿。
ちょっと見はコワ面の兄ちゃんだ。
そいつが私を見つけ、ニコニコしながらピョコンとおじぎをする。
手招きし「久しぶり、何だか見た目オッサンだなぁ」と声をかけた。
「はぁ、すんません」とニコニコ。かわいいヤツだ。
「しっかり仕事してんのか?」「ハイ、面白いっす」
実は高校で硬式野球を続けて欲しかったヤツのひとりだった。
あのパワーと、体躯に似合わない柔軟さ俊敏さ、
そして持ち前の素直で人なつこい性格がうまく働き、
いい選手になると踏んでいた。
まして彼が通った高校は彼が3年の時の甲子園出場校。
惜しいことをしたな・・・。
最近話題になっているのが、
かつて日本を代表する4番バッターだった元近鉄の中村ノリ。
メジャーへの挑戦に夢破れ、
昨年はオリックスでプレーしたものの怪我から結果を出せず、
球団と自分の評価についてモメた挙げ句退団。
その時点で自分自身に過大評価を下し、欺瞞だったのだろう。
ところがどの球団からもオファーは来ない。
ようやく中日で今テストを受けさせてもらっているところだが、
髪の毛も黒く戻し、坊主頭で謙虚に頑張っている。
ここ数年とくらべると体も見違えるほど絞れ、出来上がっている。
はじめからそういう気持があれば、
オリックスでも、いやあるいはメジャーでも
きちんと結果を出せたかも知れない。
野球は技術やパワーではなく、気持ちが大事とのいい例だ。
逆に、運転免許を取り消されても運転を続け、
とうとう今年無免許で人身事故を起こして
オリックスから解雇された前田勝彦は気がつけずに終わった。
中村も前田も高校時代はお山の大将。
その頃に体ばかりではなく心も鍛えておかないと、
結果として社会にも迷惑をかけることにもつながるな。
「学生時代は××で…」と周りに強くアピールする割には、いまひとつ何かが伴っておらず、空回りしている方をよく見ます。部活動を通じて形成されたものが周りにしっかりと伝わっていないからなのでしょう。
部活動をしない生徒が増えている、と聞いたことがあります。幽霊部員なんて言葉も死語になりつつあるのかも。心を鍛える以前に、鍛えるべき心を持たない方が問題でしょう…。
体育会出身者の就職がどんどん決まっていくのを
当時の私は苦い思いで見ていました。
「いくら働かせても頑丈で黙って言うこと聞くからな」と。
今になってなぜ体育会出身者を採用するのか、
とてもよくわかります。
彼らは大きな目標を自分で掲げることができ、
高い壁を認識することができ、自分で課題を設定でき、
そしてそれらを乗り越え達成するまでのプロセスを
自分なりの計画に沿ってクリアしていくことができる。
特に大学の運動部出身者はそうなのだと思います。
高校までは指導者のイエスマンの場合も多い。
でもそういうチームは決して真の強さを持っていません。
心を鍛えることによって本当の強さを手に入れ、
大学でも通用するようになると思うのです。
部活動に関しては、息子達の同級生を見ていて
私は全く違ったイメージを持っています。
運動部に入る子たちがとても多い。
反対に文化部の数がとても減っています。
吹奏楽と合唱と他の音楽系、囲碁将棋ぐらいでしょうか。
かつてあった美術、科学、物理、社会科学系のクラブは
今は全く無いか、あってもホントに少数派です。
私らの頃は文化部員の人数の方が多かったと思うのですが。
そういう意味では今の子たちはよく頑張っていると思います。
まぁ、今の花巻北に限っては・・・ですが。
と言う雑誌のことが詳しくしりたくてコメントをさせていただきました。この雑誌を私も目撃したのですが、その日は時間がなくて素どうりになってしまい、雑誌のタイトルすらメモらずネットで検索しても出てこなくて困っていたところ、たまたまこのHPにたどり着きました。タイトルや出版社等教えていただければ幸いです。メールアドレス⇒ichigoichie_89@yahoo.co.jp
メールでもブログのゲストブックやコメント欄等にご返事いただければ幸いです。それでは、失礼いたします。
メールお送りしました。
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