風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「ジャンプ」

2024-05-01 | 読書

すばる文学賞を受賞した「永遠の1/2」以来、
割と注目し、読んできた作家の作品。
「月の満ち欠け」もある意味そう言えるのかもしれないが
どこかミステリーっぽい雰囲気の作品が多い気がする。
本書も「あのカクテルを飲んだせいで起きた事件」的なものだ。
しかもそれが非現実的ではない。
誰しも「そういえば」と自らを振り返るきっかけになる。
私ももれなく「あの時ああいう結果をもたらしたのはあれが原因」
と考えようと思えば考えられる。
そうだよね。
私は大学時代、どうして高円寺に住んだんだろうね。

「ジャンプ」佐藤正午:著 光文社文庫

 
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