![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/cf/e30deb1e0ecdd9b6593ce9ea0bcc1e38.jpg)
コレ、意外に面白かったわけですよ。
もっと堅苦しくて学問的なのかなーと思っていたら
あまりこれまで触れられてこなかったアプローチで腑に落ちる。
主にオノマトペを切り口に、様々な実験も。
例えば割と前半の導入的に書かれていた実験結果。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4d/dc90f349884c9bce4000b8592b641e12.jpg)
このふたつの絵に「マルマ」と「タケテ」という名前の
どちらがイメージに合うかの実験だったが
丸い形と尖った形を音の印象に置き換えてみると
どんな言語を話している人たちでも似た傾向を示すとか
すごく面白い。
こういう切り口からだんだんその論旨が進む。
「へぇー」という言葉ががちょくちょく口から出てくる。
ところで、本文中に例として取り上げられる言語が
パスタサ・ケチュア語(南米)とかバスク語(スペイン)とか
カンベラ語(インドネシア)、バヤ語(中央アフリカ)、
ルバ語(コンゴ)、ニュルニュル語(西オーストラリア)とか
とてもマニアックなものが取り上げられていて萌える😁
言語名もまるでオノマトペみたい。
ということで、実はまだ読んでいる最中。
ちょっと仕事が混んでいて、なかなか進まないんだけどね😅
「言語の本質〜ことばはどう生まれ、進化したか」
今井むつみ・秋田喜美:著 中公新書