風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

2018-11-22 | 生活の風景


そろそろ秋というより冬の風情の北国。
10月終わりぐらいから夜はエアコンの暖房つけていたけど
今月に入ってから本格的な暖房(メインはFF石油ファンヒーター)を
日中でも普通につける火が続いていた。
とはいえ、まだここ数日ようやく最低気温が氷点下になったぐらい。
日中も氷点下となるホントの冬になればどうなる?

一番暖かいのは火。
暖炉でも良いけれど、鋳物でできた薪ストーブの暖かさは
鉄を通し、遠赤外線の優しい暖かさだ。
加えてさらなる魅力、火というものは見ていて飽きないのだ。
黙って薪が燃えているところを見ていると
(焚き火もだけど)言葉も何もいらない気がする。
薪ストーブ持ってなくても、キャンプに行った人ならわかると思うが、
火箸持ったまま、つい黙って火を眺めてしまう。

どうしてなんだろうね。
人類にしか使えない火は、ある意味言葉とともに文明の基本。
そんな原始の祖先の意識が働くのだろうか。
眺めている日がだんだん消えていくと寂しい気持ちになるのも
なぜなのか不思議ではある。

薪ストーブを持つのはずーっと前から憧れだけど
細かい部屋割をしている平屋の我が家じゃあまり意味はない。
広いリビングに置いて、2回まで暖気が上がってく造りの家じゃないと
薪ストーブの意味がないんじゃないかなーと思うのだ。
というか、我が家に薪ストーブを置いたら
いつまでも火を見つめていて、どこにも出かけられなくなりそう(^^;

写真はカフェレストラン無ら里さん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする