風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

丹内山神社

2014-10-27 | 散歩
昨日の日曜日は好天に恵まれたので
東和町の奥地にある古社、丹内山神社へドライブ。



小高い山の中腹にある神社前からは
紅葉真っ盛りの旧中内村の風景が一望。
ここに不動明王を勧進した空海の弟子日弘はもちろん、
平泉藤原氏、安俵小原氏、盛岡藩南部氏など
当社を手厚く庇護した歴代の統治者たちも
この風景を愛でたんだろうなぁ。







何段にも高さを変えて小社を祀ってある石段を登り本社まで来ると、
19世紀初めの建造と言われるお社の偉容に圧倒される。





本社裏には巨大な胎内潜りの岩が鎮座。
周りの岩肌に触れることなく潜れると満願成就とのことだが
中の狭さを覗き込んで無理と判断(笑)
岩肌に触れないどころか、くぐり抜けるのも無理だろう(^^;



周囲は深い森。
鳥のさえずりだけが聞こえる。

さて、どうしてここに来たかというと
東和町内全域で開催されているアート土沢の作品がここにもあるから。







これは東和町内に住む
スコットランド人アニアス・ワイルダーさんの作品。
日本人の奥様小原ナオ子さんを通じて知り合った方だが、
普段は東和町に住みながら、
年に何度も世界中あちらこちらに出かけては
作品を発表している芸術家だ。
木の棒を組み合わせて作った作品は中に入ると面白い景色。
不思議と古社にもマッチする。

ワタシがここに滞在中にも何人かの方々がやってきた。
人々が町内あちこちに展示してあるアート作品を見るために
県内外からやってきて町を歩く。
おもしろいイベントだと思う。
コメント
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