昨日余裕かました記事を書いていたら
それを読んだかのように、今日早速の大雪(^^;
花巻はそうでもなかったけど盛岡は約20cmの積雪だった。
会社に着いてから1時間ほど総出の雪かき。
しかも重い雪だし、いやーバテた。
でもさすがは人海戦術(笑)おかげでこの通り。
今回は盛岡だけだったから良かったようなもんだけど
花巻に降ったら自宅周辺の雪かきどうしよう。
今年から主力の若者が家からいなくなっちゃったし(-"-;
◇ ◇ ◇
さて、昨夜はwowowで「フィールド・オブ・ドリームス」を観た。
この映画は公開時から大好きで、ラストシーンは涙なしではいられない。
映画になる前、W.P.キンセラの原作「Shoeless Joe」を読んでたけど
この作品だけは映画の方が何倍もいい。
残念なのは原作ではサリンジャーだった登場人物が
映画では(本人から了解を取れなかったのだろう)テリーという
架空の作家になっていたこと。
サリンジャーだからこその存在の意味がイマイチだよねぇ。
ともあれ今回で観るのは3度目。
観れば観るほど意味がよく分かってくることに今回気づいた。
はじめは子どもの頃の純粋さと親子の話だと思っていたけど
そこに60年代の子と30年代の親との確執、和解、
そして主人公(というより社会)の60年代への決別などが
丁寧にメタファーとして編み込まれたストーリーになっている。
60年代を象徴するテリーが姿を消し(というより死の世界へ旅立ち)、
父と子がキャッチボールをするというラストシーンが象徴的。
本当に良くできた物語だ。
もしかしたらこの映画が私の中でNo.1じゃないかと
今回観て強く思った。
私も70~80年代の思い出と決別しなければならないかな。