お固い話題が続いたので、チョト身近な話題を・・・。
私の住む町の住宅地図昭和51年度版が実家にある。
私が高校1年の頃の発行だ。
調査そのものはその前年か前々年だろう。
毎週末実家へ行くが、
その度に開いてみると時間を忘れる。
「あ、ここはこうだったんだ」
「そうそう、こうだったよなぁ」
肉屋があり、八百屋があり、酒屋がある。
あちこちにレコード屋や喫茶店がある。
中学生の私が憧れたサブカルチャー系の雑貨屋もあった。
暮らしがあり、文化があり、人がいる。
(ただの地図なのに、人が沢山歩いているのが見える気がする)
生活も、夢も、情報も、全てこの町の中で完結していた。
「いい町だなぁ」とつくづく思う。
今は大手スーパーやショッピングモールが巾をきかせ、
昔ながらの商店がひとつひとつ無くなっている。
文化も情報もすべて首都圏からやってくる。
市民の目も、どこか違うところに向いている。
常に急ぐ人の流れはばらけ、車だけが知らん顔で走り去る。
公共の施設は無機質なハコでしかなく、どこかにありそうなものばかり。
もしかしたら肉屋や八百屋、楽器屋や映画館のある町が、
「いい町」の基準なのかもしれないなーと、今になって思ったりする。
9/10から祭が始まる。
中心となるのは、かつてメインストリートだった空店鋪だらけの商店街。
祭の3日間だけは人の波で埋まるが、入ってみたい店はすでにない。
せめて人波に揉まれて昔日を偲ぼうか。
私の住む町の住宅地図昭和51年度版が実家にある。
私が高校1年の頃の発行だ。
調査そのものはその前年か前々年だろう。
毎週末実家へ行くが、
その度に開いてみると時間を忘れる。
「あ、ここはこうだったんだ」
「そうそう、こうだったよなぁ」
肉屋があり、八百屋があり、酒屋がある。
あちこちにレコード屋や喫茶店がある。
中学生の私が憧れたサブカルチャー系の雑貨屋もあった。
暮らしがあり、文化があり、人がいる。
(ただの地図なのに、人が沢山歩いているのが見える気がする)
生活も、夢も、情報も、全てこの町の中で完結していた。
「いい町だなぁ」とつくづく思う。
今は大手スーパーやショッピングモールが巾をきかせ、
昔ながらの商店がひとつひとつ無くなっている。
文化も情報もすべて首都圏からやってくる。
市民の目も、どこか違うところに向いている。
常に急ぐ人の流れはばらけ、車だけが知らん顔で走り去る。
公共の施設は無機質なハコでしかなく、どこかにありそうなものばかり。
もしかしたら肉屋や八百屋、楽器屋や映画館のある町が、
「いい町」の基準なのかもしれないなーと、今になって思ったりする。
9/10から祭が始まる。
中心となるのは、かつてメインストリートだった空店鋪だらけの商店街。
祭の3日間だけは人の波で埋まるが、入ってみたい店はすでにない。
せめて人波に揉まれて昔日を偲ぼうか。