例年 5月2日になることが多い ”八十八夜 ”。ことし(2025) は「5月1日」になる。二十四節気の「立春」が 例年2月4日だからだが、今年の立春は ”2月3日”だった。「立春」から数えて 88日目が ”八十八夜” になる。


立春は 文字通り” 春の気配が立ち始める” 日。二十四節気図をみれば分かる通り、「冬至と春分の中間」点が ” 立春” 。四立(しりゅう) 次の” 立夏 ”は「春分と夏至の中間」、”立秋” は「夏至と秋分の中間」、”立冬” は「秋分と冬至の中間」。


二十四節気では、四立と春分・秋分と夏至・冬至が 基準になる。それぞれの間に、雨水・啓蟄・清明・穀雨・小満・芒種・小暑・大暑・処暑・白露・寒露・霜降と小雪・大雪や小寒・大寒なる16気が入って計、24節気になっている。


ことし5月1日の「八十八夜」は ” 緑茶の日” ( 昨年は5/2 )。巷では 『 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る。 あれに見えるは茶摘じゃないか 茜襷に菅の笠 』などと” 茶摘 ” が唄われる。八十八夜は” 別れ霜 ” といわれ、田植など農事が盛んになる雑節。
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