新暦四月五日は 二十四節気の”清明”。旧暦三月辰の月の正節。桜花爛漫、天地万物清新の気が 満ちあふれる時節。四月八日の”花まつり”(灌仏会) あたりから四月二十日の”穀雨”あたり迄の 手紙挨拶は、大方 ”桜花爛漫の候”ではじまる。
”穀雨”も二十四節気のひとつ。”清明”の あとから15日目の時節。太陽の黄経が20度に達した時分が 清明だから、新暦4月20日か21日ごろ。百穀を潤し 芽を出させる 雨の時季。農耕にとって 種まきや育苗のための春の雨。降れば 菜種梅雨とも云われる。
この頃というか、今年(2023年)は 季節の変りが早くなっているようで、三月末頃までには 全国ほとんどの地域で ”さくら”(桜花)が満開。どうやら、葉桜下での入学式や入社式などになりそうだ。梅雨期や暑い夏の到来も、早くなりそうだ。
"八十八夜”を迎えずの 種まきや茶摘みなどならまだしも、田植え後の草取りなどの忙しさが増えそうな農家。暦生活が季節に合わず苦労が増えそうなこの頃。六月の”水無月”や 八月の”葉月”などの名前も、お天気の移ろい変化に合わせて再考したほうがいいかも知れない。
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