吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

四月五日(新暦)は 「清明」。 天地万物清新の節気日は 桜花爛漫の節季。

2023年04月07日 | Weblog
新暦四月五日は 二十四節気の”清明”。旧暦三月辰の月の正節。桜花爛漫、天地万物清新の気が 満ちあふれる時節。四月八日の”花まつり”(灌仏会) あたりから四月二十日の”穀雨”あたり迄の 手紙挨拶は、大方 ”桜花爛漫の候”ではじまる。

”穀雨”も二十四節気のひとつ。”清明”の あとから15日目の時節。太陽の黄経が20度に達した時分が 清明だから、新暦4月20日か21日ごろ。百穀を潤し 芽を出させる 雨の時季。農耕にとって 種まきや育苗のための春の雨。降れば 菜種梅雨とも云われる。

この頃というか、今年(2023年)は 季節の変りが早くなっているようで、三月末頃までには 全国ほとんどの地域で ”さくら”(桜花)が満開。どうやら、葉桜下での入学式や入社式などになりそうだ。梅雨期や暑い夏の到来も、早くなりそうだ。

"八十八夜”を迎えずの 種まきや茶摘みなどならまだしも、田植え後の草取りなどの忙しさが増えそうな農家。暦生活が季節に合わず苦労が増えそうなこの頃。六月の”水無月”や 八月の”葉月”などの名前も、お天気の移ろい変化に合わせて再考したほうがいいかも知れない。
 
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