私が還暦祝いを甘受した平成14(2002)年頃の日本(人)の平均寿命は、男性78歳女性85歳であった。それから20年経った今(2020年)の平均寿命は、男性82歳女性88歳と、依然女性上位。お陰様で私も満80歳の傘寿(5/14)を迎えた。(ちなみに、日本は世界の国別平均寿命ランキング 第1位。2位はスイス。)
”傘寿"(80歳)と言われてもまだ、日本人の平均寿命まであと二年ある。もう少し余生を楽しみたいなどと欲も出た。 戦後 間もない今から75年前の昭和22(1947)年の日本(人)の平均寿命は、男性50歳女性54歳と、現在(2020年)より約33歳(男女平均)も短い。
男性の平均寿命が80歳を超えたのは 約10年ほど前の平成22(2010)年。女性のそれが80歳を超えたのは実に約35年前の昭和60(1985)年と、女性が25年も前を行く。ずっと前の昭和30(1955)年の平均寿命は 男性64歳女性68歳だから、この65年間で男性が18歳女性が20歳 平均寿命を延ばしたことになる。
61歳の還暦、70歳古希、80歳傘寿などの いわゆる"長寿”祝では、まだ米寿(88歳)や卒寿(90歳)や白寿(99歳)などが残っている自分。できれば、それなりに静かに生きて米寿か卒寿までを楽しみたいなど思うのは、贅沢かも知れない。