吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

春の花々ー楓の花と春竜胆の雑話

2020年04月11日 | Weblog
この国には、四季の自然がある。山々の緑や紅葉も季節を運ぶが、野山や庭先の花々が四季を語る。春には、桜梅桃李の木花が春爛漫を飾るが、チューリップやゼラニウムやネモフィラなどが人々の目を楽しませる。


春のチューリップ、夏のひまわり、秋の秋桜や冬の水仙などは、季節を代表する草花だが、雑木林の木瓜や藪椿や躑躅なども、春夏の風を呼ぶ。都会や郊外の墓地や公園などには、木蓮や辛夷や三椏なども花をつける。



少し変わった木花や草花もある。春の楓の花や春竜胆(ハルリンドウ)などだ。花楓や楓の花とか言われる春に咲く楓の花は、実にかわいい。楓は秋に紅葉(こうよう)し、紅葉狩りで人々を楽しませるが、春楓(花)の紅赤の小さな花は、ことのほか可愛い。黄緑や緑の葉上や薄紅や茶紫紅色の葉などの葉先につける小さな赤い花は、風情がある。


9月下旬から10月あたりに落葉樹林の木の下にみるリンドウ(竜胆花)は、よく知られるが、春4~5月に野原にみる春竜胆は、山道を歩く人の目をひく。青い花色が基本だが、うすい空色の花から濃い青色や紫色の花まで、花色が多い。筒状や筆状の花から、五枚の花弁の間に小さな花弁を挟んで咲く花までたくさんの花姿があるが、真っ白い花の栽培リンドウもある。




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