平成(2018)三十年十二月二十三日は、平成天皇85歳の誕生日。ことし最後のGⅠ有馬記念で、三番人気のブラストワンピースが一番人気のレイデオロを振り切って優勝。若い3歳馬が、成年の4歳馬、5歳6歳馬を制して勝った。その日の夜の全日本フィギュアスケート選手権(フリー)では、ショート5位と出遅れた紀平梨花(16歳)をかわして、坂本花織(18歳)が優勝した。
通算100勝を逃して27年ぶりの無冠になった羽生善治(48歳)に変わって、16歳の七段藤井聡太がいま将棋界を賑わしている。卓球の張本智和は15才、伊藤美誠や平野美宇も共に18歳。競馬もスポーツも”若さ”の台頭が目についた近年。戦後団塊世代の高齢や介護と団塊ジュニア世代の支えが話題になる平成の三十年だったが、ティーンエィジャーや平成生まれの若い人たちの活躍に希望をみる。
羽生善治さんと同世代は、団塊ジュニアと呼ばれる世代。1970(昭和40)年代半ば生まれ。生まれも育ちもバブル時代だったが、世帯を持ち支える頃バブルがはじけ、そして40代団塊前のいま被介護世代を支える苦労を背負っている。この世代のジュニアが、ポスト平成時代に光をあてて活躍している十代後半二十代前半世代なのだ。
ポスト平成の牽引を期待する二十代半ばの筆頭は、ことし24歳の大谷翔平。モノ豊かな生活を求めた時代が崩壊し非モノ、つながりやこころを満たすことに価値基準を見出す時代に生まれた。ネットやバーチャルに”世界”を求める世代でもあるが、彼らの新しい価値づくりや世界づくりに期待すること大だ。
通算100勝を逃して27年ぶりの無冠になった羽生善治(48歳)に変わって、16歳の七段藤井聡太がいま将棋界を賑わしている。卓球の張本智和は15才、伊藤美誠や平野美宇も共に18歳。競馬もスポーツも”若さ”の台頭が目についた近年。戦後団塊世代の高齢や介護と団塊ジュニア世代の支えが話題になる平成の三十年だったが、ティーンエィジャーや平成生まれの若い人たちの活躍に希望をみる。
羽生善治さんと同世代は、団塊ジュニアと呼ばれる世代。1970(昭和40)年代半ば生まれ。生まれも育ちもバブル時代だったが、世帯を持ち支える頃バブルがはじけ、そして40代団塊前のいま被介護世代を支える苦労を背負っている。この世代のジュニアが、ポスト平成時代に光をあてて活躍している十代後半二十代前半世代なのだ。
ポスト平成の牽引を期待する二十代半ばの筆頭は、ことし24歳の大谷翔平。モノ豊かな生活を求めた時代が崩壊し非モノ、つながりやこころを満たすことに価値基準を見出す時代に生まれた。ネットやバーチャルに”世界”を求める世代でもあるが、彼らの新しい価値づくりや世界づくりに期待すること大だ。